ナイトサーフゲームでヒラスズキ3尾 離岸流がキモ【宮崎・木崎浜】

ナイトサーフゲームでヒラスズキ3尾 離岸流がキモ【宮崎・木崎浜】

3月11日(水)の深夜、オオニベで脚光を浴びている宮崎県央サーフ「木崎浜」へ、サーフゲームに出かけた。ゴールデンタイムの朝マヅメは海況悪化で打つ手なしも、合計3尾のヒラスズキをキャッチできた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・楢崎人生)

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楢﨑 人生

廃人、42歳厄年、獅子座A型。趣味はヘラ浮子作り。泣かれる身内もないけれど、死ぬのは嫌でございます。

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朝マヅメは状況悪化

しかし期待は裏切られた。海は生きているのだ。次第に波が高くなり、引き潮にもかかわらず押す波の方が強く、波打ち際がどんどん後退していく。押しの強い波は底の砂を巻き上げ、浜全体を茶色く染めていく。底荒れだ。

海の濁りは様々な種類があるが、サーフフィッシングで最も好ましくない状況がこの底荒れなのだ。こうなると魚は濁りの少ない沖の深場へ落ちる。浅場に残った魚も視界を塞がれてルアーを追える状況ではない。打つ手なし。待ちに待ったゴールデンタイムは残念な結果に終わってしまった。

ナイトサーフゲームでヒラスズキ3尾 離岸流がキモ【宮崎・木崎浜】朝マヅメは不発(提供:WEBライター・楢崎人生)

水難事故の絶えない木崎浜

木崎浜は遊泳禁止水域だ。離岸流が発生しやすく水難事故が多い。宮崎県内18箇所の浜と比べても2桁の水難事故が発生しているのは木崎浜だけだ。死亡事故も絶えない。信じられないことに子供だけを波打ち際に残してサーフボードで沖まで出ていく人もいる。釣り人もライフジャケットとウェーダーを着用している人はごく僅かだ。親子揃って長靴で釣りをしている人もいる。

サーフゲームは身近で手軽な釣りだが、海は死と隣り合わせの場所でもある。釣果よりも安全を優先し、子連れで釣りを楽しむ場合は必ずライフジャケットを着用し、常に子供が自分の視界に入るようにしてほしい。

<楢崎人生/TSURINEWS・WEBライター>

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