こんにちは、そらなさゆりです。めっきり寒くなった12月4日(水)、東京湾金沢八景の弁天屋へ。美味しいアジを狙って午前LTアジ船に乗り込みました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 そらなさゆり)
弁天屋でLTアジ釣行
当日は、午前7時の時点で気温は7度。風はほとんどなく、快晴ベタナギ。体感温度はそれほど低くなく、絶好の釣り日和です。
釣果を事前リサーチしたところ「ちょっと渋い」の情報。アジって比較的簡単に釣れるイメージだけど、たま~にご機嫌ななめな日があるから気を抜けない。「まずは1尾!」という気持ちで挑みます。
釣り座は左舷胴の間。操舵室に近く、船長にアドバイスやサポートをしてもらいやすいから好き。揺れが少ない場所でもあるので、船酔いが心配な人にもお勧めです。
LTアジはタナ取りがとても大切
航程10分くらいで最初のポイントに到着。水深は25m。
LTアジの付けエサは、配られた青イソメと赤短の2種類。後者を試してみることにします。もし「食いが悪い」と思ったら前者に付け替える作戦です。
30号のビシにイワシミンチのコマセを八分目に詰めて投入します。
タナは下から2m。正確なタナ取りがとても大切で、丁寧にやらないと魚にそっぽを向かれてしまいます。
投入~タナ取り
1.着底したらイトフケを取り、竿にテンションがかかった位置から1m巻き上げる
2.コマセを振り出す
3.もう1m上げたところでさらにコマセを振り出し、アタリを待つ
4.しばらくしてもアタリがなかったら着底させる
5.1~3回、同じ動作を繰り返す。
6.回収してコマセを詰め直す
イトの巻き取り方のポイント
イトの巻き取り方もポイントは、リールにカウンターが付いていて、そこで何m巻き取ったかを見る場合はあるのですが、私はミチイトで判断することが多いです。
今回は、マーカーが付いているタイプのサンライン「シグロンPE×4」を使用。1mごとにマーカーが入っているのでタナを正確に取ることが可能。
同製品には8本組と4本組があります。
ライン特性
〇8本組…スピニングリールに最適。柔軟性も滑らかさもあり、ガイド抵抗が低く、飛距離が出るので、キャストに向いている
〇4本組…パリッと硬め。根がきつい場所や、歯が鋭い魚がいる場合に適する。同じ号数でも、撚ってある1本1本のイトが太いので、摩擦や傷に強い。
スピニングに巻くと、予期せずスプールからパラパラッと外れてトラブルの原因になる。
同製品はコストパフォーマンスが素晴らしいです。ぜひ使ってみてください。
まず1尾目はイシモチゲット!
肝心の釣果は、まず1尾目イシモチ。
船長に「アジきた?」と聞かれ「きたけど本命じゃないかも」と上げたらイシモチ!グゥグゥ鳴いて可愛いですが、今日の本命ではありません。でも美味しいのでしっかり血抜き。
9時にはツ抜け達成!
いい反応を探してポイント移動。ポロポロと釣れ始め、9時にはツ抜け。この日は、しっかり上アゴに掛かっていることが多く、取りこぼしはありません。途中、入れ掛かりになり、なぜかそのタイミングで鼻血ブー(笑)。興奮しすぎてしまいました。
最後に水深17mに移動。お隣さんにはサバがヒット。「今のサバはアジより美味しいよ!」と船長さん。なぬぅ、それは釣りたいし食べたい!サバが釣れたらぜひ持って帰ってくださいね♪脂の乗り具合、教えて下さい。
最終釣果
そんなこんなで10時45分、アッという間に納竿時間。釣果は21尾で、食べるのに十分な数が釣れました!
どのアジも体高があり、でっぷりしていて美味しそう。刺し身、なめろう、アジフライ。どれにしようか考えただけでお腹がグゥ~ッと鳴りました。イシモチも顔負けの立派な音色。
みなさんもぜひ、美味しいアジを釣ってワンダフルな時間を堪能してください!
<週刊つりニュース関東版 そらなさゆり/TSURINEWS編>