8月に入り、グッと暑さが増してきて、そろそろ「胃がもたれて食べられない」なんて人も多いはず。そんな人に向けて、栄養士が夏バテ対策にもなって、もちろん食味も最高の『マダコとアスパラガスのカレー炒め』レシピを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース 関東版 東京・小谷美和)
今年はマダコのアタリ年!
今年は全国的に非常に湧きが良いマダコ。東京湾の遊漁船では20尾の尾数制限に到達する人が続出しているほど釣れていますし、陸っぱりからも狙えます。
どう調理しても食味抜群なマダコ。今回はアスパラと炒めてみました。
マダコは『タウリン』が豊富
低糖質・低脂肪・高タンパクな食材です。正にダイエット向きの食品と言えるでしょう。また、タウリンを多く含みます。
タウリンと言えば栄養ドリンクの成分としてよく耳にするので「元気になる成分!」としての認知度は高いと思います。
タウリンはアミノ酸の一種で血液中のコレステロール・中性脂肪・血糖値を減らしたり正常な血圧維持、疲労回復等、体が一定の状態を保つように手助けをしてくれる重要な成分です。
関西地方には豊作祈願や暑さに負けないため、半夏生にタコを食べる習慣があります。昔の人は長年の経験で疲労回復効果があることを実感していたということですね。
タウリンと同じく疲労回復効果が期待できるアスパラギン酸を含むアスパラガスと一緒に食べて、疲れを吹き飛ばしましょう。
マダコとアスパラガスのカレー炒めレシピ
材料
タコ(茹で) 100g
アスパラ(塩ゆで) 4-5本
ジャガイモ(レンチン) 2個
オリーブオイル 大さじ1
ニンニク(みじん切り) 1片
カレー粉 小さじ1
塩・コショウ 少々
下準備
・タコは茹でて一口大のブツ切りにする。
・アスパラは軽く塩ゆでにしておく。
・ジャガイモは一口大に切り耐熱容器に入れてラップをし、レンジで加熱する(600wで3分程度)
・ニンニクはみじん切りにしておく。
作り方
1. 下準備した材料を手元に揃えておく。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ、温める。
3. ニンニクを入れ、香りが立つまで炒める。
4. ジャガイモを入れ、炒める。
じゃがいも(提供:週刊つりニュース 関東版 東京・小谷美和)
5. タコ・アスパラを入れて炒める。
6. カレー粉を全体に振りかけるようにして加え混ぜる。
7. 塩・コショウで味を調えて完成。
<週刊つりニュース関東版 東京・小谷美和/TSURINEWS編>