エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】

エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】

7月20日(土)、南伊豆の青野川で、マハゼ釣りを楽しんだ。この日は海の状況が悪かったが、せっかくでのマハゼの状況をチェックしてみることにした。

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(アイキャッチ提供:野地文雄)

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青野川でハゼ釣り

西伊豆から海の様子を見ながら南下して、青野川のふるさと公園付近へ到着したのは9時頃。まだ潮位が高く、いつもの場所には入れない。

エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】青野川ポイント略図(提供:野地文雄)

河口近くのエリアを試してみたが、そちらではアタリが全くない。雨の影響などで増水したからなのか、釣れる気がしなかった。

仕方ないので、ふるさと公園の対岸に渡り、流れ込みの周辺を探ることにした。しかしアタリはほとんどなく、やたらと根掛かりする。しばらく我慢して、潮位が下がり始めたので、いつもの場所へと降りて行った。

陽ざしが少しばかり暑かったので、橋の下に陣取った。エサ付けなどはそこでやり、釣るときだけ日陰から出ていく。

このところ梅雨明けも近くなり、いきなり蒸し暑くなり始めている。こんなときには熱中症になりやすいので、十分に水分補給しながら楽しむように注意したい。

エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】潮位が下がると河原が出現する釣り場だ(提供:野地文雄)

平場では小型連釣

エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】当日のタックル(作図:野地文雄)

釣り始めてすぐ、この場所ながらの釣れっぷりだ。

まだシーズン初期なので、大型はあまりいない。それでも8~15cm級のマハゼが元気よく釣れ続いてくれる。

アベレージサイズは10cm以下が多いものの、15cm級が掛かっときは本当に嬉しい。

全体的なポイント選定としては、平場は小型が多く、カケ上り(ミオ筋)の深い部分には良型が居着いていたようだ。これらを踏まえて、ミオ筋から引きずり出すように釣ってみた。リーリングで誘い出し、平場に出たところで喰わすとスムーズにハリ掛かりしてくれた。

少し釣ると反応が少なくなるので、時々立ち位置を変えることで、トレースするコースをチェンジする。こうすることによって、反応はあるが喰いこまないハゼを、リアクションで食わせるテクニックが功を奏したようだ。

水が引くとサイズアップ

同行の並河さんは、青野川でのマハゼ釣りは今日が2回目。慣れないながらも、順調に釣果を伸ばしている。良型が釣れた時は、本当に嬉しそうだ。

10時頃になると、だいぶ水が引いて釣りやすくなってきた。ミオ筋がハッキリ分かるようになった頃には、10cm級が多くなってきた。

11時頃になると、少しばかり日差しが気になり始めてきた。2人とも十分に釣り上げたので、これで今日の釣りを終えることにした。

エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】ジャリメが効果的(提供:野地文雄)

最終釣果は

2時間ほどの釣りであったが、8~15cm級のマハゼを50尾ほどの釣果であった。

エサで狙うハゼ釣り リアクションで食わせて15cm頭50匹【青野川】このサイズが揃ってくれると嬉しい(提供:野地文雄)

まだ青野川全域としての状況は分からないが、このエリアのマハゼ釣りは開幕したと言っていいだろう。

<週刊つりニュース関東版 神奈川・野地文雄/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
青野川
場所:青野川ふるさと公園
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。