トレンドは電車でGo!:淀川チニング編 手軽なのに大物も狙える

トレンドは電車でGo!:淀川チニング編 手軽なのに大物も狙える

釣りに興味があるものの車がないので釣りに行くのが難しいと感じている人も少なくはないはず。そこでお勧めなのが電車釣行。釣り場までの移動や荷物に関して心配する人がいるかもしれないが、電車で行くことができる釣り場はたくさんある。ルアーフィッシングならエサを使わないので、好きな時にいつでも釣行でき、行きも帰りも電車なので楽チン!駐車代なども節約できたりとメリットがいっぱい!

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「マンション前」で淀川チニング

今の時期にお勧めなのがチニング。ルアーでキビレやチヌを狙うわけだが、手軽に大物が釣れる魅力的な釣りだ。その好ポイントのひとつが大阪を流れる淀川河口の左岸に位置する通称・マンション前。

トレンドは電車でGo!:淀川チニング編 手軽なのに大物も狙える通称・マンション前(提供:WEBライター・原田誠司)

阪神なんば線の伝法駅から徒歩15分ほどと駅から少し遠いが、キビレやチヌの魚影が濃く、年無しのマチヌの実績もある釣り場だ。ここには石積みの突堤がいくつもある。この突堤の先端の少し沖にカケアガリがあり、ぜひ狙ってみてほしいポイントだ。突堤の先端から手前はかなり浅い上に石が多くて根掛かりが多いが、潮位が高い時の好ポイントである。

トレンドは電車でGo!:淀川チニング編 手軽なのに大物も狙える

ここはシーバスの好釣り場でもあるので、そちらを狙ってみても面白い。

チニングタックル

トレンドは電車でGo!:淀川チニング編 手軽なのに大物も狙えるチヌの口元に注意(提供:WEBライター・原田誠司)

チニングのタックルについてだが、ロッドは7ft台のチニングロッドが最適だが、シーバスロッドやエギングロッドの軟らかめのものや、バスロッド、メバリングロッドの硬めのものなどでも代用が可能。リールは2500番前後がお勧めで、ラインはPEの0.6号前後、リーダーは10lb前後のフロロを結ぶ。ルアーは底ズル系のルアーにチニング用のワームをセットしたものが基本。

他に6cm前後のバイブレーションや7cm前後のミノーなどで狙うこともできる。キビレやチヌはアゴの力が強いため手で魚の口を持つことは厳禁。必ずフィッシュキャッチャーでつかむようにしていただきたい。ランディングの際はタモがあったほうがいいが、魚を岸近くまで寄せてからフィッシュキャッチャーでつかんでランディングするという方法もある。

チニングの釣り方

チニングの基本的な釣り方であるが、まず底ズル系のルアーをキャストして底まで沈める。

この時、イトふけをとりながらルアーを沈めると着底が分かりやすく、根掛かりを減らすこともできる。着底後はルアーが底にコツコツと当たるスピードでリールを巻くだけ。これさえできればある程度は釣れるので初心者もぜひ挑戦してみていただきたい。

使う底ズル系ルアーの重さは、底を取れる重さで一番軽いものが基本であるが、速く巻きたい時に少し重めのルアーを使うという手もある。

電車釣行のコツ

釣り場まで行くための電車の時間や、どこの駅で乗りかえるかなどを調べておこう。特に終電は要チェックだ。電車での移動になるので荷物を少なくすることが必要だが、最低限でもロッド、ラインを巻いたリール、リーダー、ルアー、スナップ、ラインカッター、プライヤー、フィッシュキャッチャー、釣り用のグローブ、帽子、ライフジャケット(自動膨張のものがお勧め)、飲み物などが必要。余裕があればタモも持っていきたい。日中なら偏光グラス、夜釣りになる場合はライトも必需品。ロッドは一般的な2ピースのロッドでもいいが、継数の多いパックロッドなら持ち運びが便利だ。

トレンドは電車でGo!:淀川チニング編 手軽なのに大物も狙えるコンパクトにまとめるのがコツ(提供:WEBライター・原田誠司PR

電車釣行ポイントは意外と多い

今回は駅から少し遠いポイントを紹介することになってしまったが、駅から近い釣り場は意外と多く、車がなくて釣りに行くことをあきらめていた人には、ぜひチャレンジしてみていただきたい。

<原田誠司/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
淀川左岸