今年は大型10連休のGWで渓流マン達が本流や支流で楽しんだであろう。魚達は毎日のように人が入り警戒心MAXの状態になっている。そこで、敢えてGW明けの人気河川長良川で渓流2年目のほぼ初心者の友人を連れ、激スレ渓流魚の攻略法を検証することにした。
地元釣り具店で情報収集
いつも渓流や鮎の友釣りでお世話になっている郡上市白鳥にある平田釣り具店で、情報を得ることにした。地元釣り具店の情報はかなり大事。ここの店主は中日新聞などの取材にも呼ばれる渓流の名手で郡上の川を知り尽くしている。また、私が勝手に師匠とも言っている。
あいにくこの日、店主は不在で奥さんが店番をしていた。やはりGWは天候にも恵まれた為、多くのアングラーで賑わっていた模様。
店主が足を運んで確かめた情報をGETし、川に向かうことにした。
人気支流『切立川』に入渓
支流に入る前に、少し本流に入ってみることにした。高須地区の本流に入り打つが反応も魚影も無かった為、やはりGWで有名な場所はスレ切っているのだろうか。
見切りつけ上流の支流である切立川に入る。
水温は悪くないが大渇水でかなり水位が低い。川の石も全体的に茶色くなっていた。
堰堤があり覗き込むとアマゴやイワナが複数優雅に泳いでいた。逃げないのは、人馴れしているのか?
流してみるも見向きもしてくれない。見える魚はなかなか釣れないし、流れの淀んだ場所にいるので釣れない魚と見切りをつけた。
探り歩いて1尾目
渇水で細くなった川はポイントが絞られているので、コンスタントに探り歩く事にした。駆け上がりや反転流で反応が見られなかったので、流心を通すとビビッと竿に伝わるアタリがあった。
その後は、10cm前後のアマゴやイワナが入れ食い状態で、流したいところを流す前に食べてしまうのでポイントを変えることに。アタックが激しくて実際にスレているのかも分からない。
川を観察すると魚が付いている場所は、
①筋が長い流心
②水量、水深が比較的ある場所
だったので、その状況に合った阿多岐川に移動し、先ずは昼食とした。