西湘の真鶴港でプラグ縛りのメバリングを楽しんだ。このところ週末の天候が思わしくないので、平日夜に近場釣行。数日前に箱根は雪が積もり、かなり冷え込んでしまった。それでも、春本番が近いのか、雪はすぐにとけて少しずつ暖かくなってきた。
真鶴港へ
満潮の時間帯を狙って、現地に到着したのは20時ごろ。潮の干満差が激しいので、釣果につながる時間はかなり短い。
いつものようにスロープからチェックを始めるが、何の反応もない。
海面は鏡のように静かなのだが、時々、強い風が吹いてくる。ずっと吹き続けているわけではないので、風がやんだときにキャスト。リーリングしていると吹き始めるといった具合だ。
反応がないまま、スロープを右から左へ探り終えてしまう。
いつもなら途中にある堤防をチェックするのだが、時間がもったいないので堤防の左側へと一気に移動する。
ポイント移動で連続ヒット
堤防の左側は、潮位の下がり始めが、足元の濡れたエリアの広がりで分かる。
あまりのんびりやっていると、一気に水がなくなり干上がってしまう。
キャストを続けていると、ピックアップの直前にロッドが絞り込まれる。
一瞬の強烈な引き込みはあったものの、ほとんどリールを巻かずに抜き上げることができる。
その後もこのエリアで、立て続けに15~18cmを2尾追加。状況は上向きのようで、まずまずの結果だ。
大物ヒットも・・
釣り始めて30分ほどで、いきなりロッドが絞り込まれた。
ドラグが一気に引き出され、ジ~ッと、どんどんラインが引き出されていく。
5m以上走って、何とか止まったので、やりとり開始。ところが、ゆっくりポンピングを始めた途端、スッと軽くなってしまった。リールを巻いてルアーを見ると、テールフックの1本が折れている。このフックは、折れずに伸びるタイプなのに、ちょっと意外。
これで拍子抜けしてしまい、何回かキャストして、この日は終えることにした。
状況は上向きになってきているようなので、日をあらためて挑戦しようと思う。
<週刊つりニュース関東版 神奈川・野地文雄 /TSURINEWS編>
真鶴港周辺