2月23~28日に日程で寒い日本を離れて、単身でスリランカに遠征釣行した。釣りの日程は4日間で、主なフィールドはカルタラ県ボルゴダ湖。インド洋につながる汽水湖で、メインターゲットはバラマンディだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)
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金色のバラマンディを求めて
一般的にバラマンディは魚体が銀色だが、このボルゴダ湖は水の色がタンニンによってステイン系になっており、バラマンディも珍しいゴールドに輝く魚体らしい。
ぜひとも釣ってみたいと期待に胸を膨らませて、中部国際空港セントレアからタイ航空TG645便に乗り込んだ。タイ王国で乗り継ぎを経てスリランカに到着。
いざ釣行の日、午前7時に湖の畔にあるロッジに現地人のフィッシングガイドのシャクティさんが迎えに来てくれた。早速船に乗り込んでポイントを目指す。
ガイドのシャクティさん(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)マングローブジャックがヒット
まずはハスの群生エリアに入る。ガイドの話では、赤金や黒金カラーのミノーが良いとのことでブルーブルーのブローウィン!110Sのアカキングローベリーをセット。
ロッドがモンスターキッスMX‐6+、リールはシマノコンクエスト300XGMD、ラインはPEライン3号、リーダーは50lbだ。
水草のエッジにキャストし、2回ジャークからのポーズで誘う。すると早速ひったくるようなバイトでヒット。ロッドが大きく曲がり、ラインが出ていく。だが水草に突っ込まれて痛恨のバラシ。手痛い洗礼を受けた。
魚がいることは分かったのでキャストを続けると、すぐにヒット。スリランカのファーストフィッシュは、20cmほどのマングローブジャックだった。小さな魚体からは想像もできないほどパワフルな魚だ。
ファーストフィッシュのマングローブジャック(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)ロウニンアジ高活性
続けて狙うもミノーが潜り過ぎて水草を拾うので、高浮力のボーマーロングA‐BMB15Aで探ると、一気に手元に重みが乗ってヒット。下に突っ込むファイトを見せてキャッチしたのはロウニンアジだった。
その後釣れない時間が続くなか、ルアーをローテーションしていくと竹杭が林立するエリアに来た。
シマノサイレントアサシン99Sフラッシュブーストをキャストし、レンジでジャーク&ポーズを入れると、ボフゥと大きな音とともに水柱が立ったが空振り。
視認できなかったが、ガイドはバラマンディのバイト音と説明してくれた。昼休憩後はミノーを中心にロウニンアジを追加し、初日は終了。
初日はロウニンアジが高活性(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)マングローブジャック手中
2日目はボルゴダ湖のメインレイクのロックエリアが広がるポイントからスタートした。ルアーは、サイレントアサシン99Sフラッシュブースト。
根掛かりに注意しながらキャストし、ジャーク&ポーズを入れて誘っていく。すると、一気にひったくられてヒット。ロッドが大きく曲がり、ラインも出ていく。
キャッチしたのは30cmオーバーのマングローブジャックだった。毎回驚くのだが、小型でもパワフルなファイトを見せてくれる。
2日目のマングローブジャック(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)パシフィックターポン5連続ヒット
その後は反応なく一気に移動して、ナイフフィッシュを狙う。ナイフフィッシュは口が小さく、ベイトもエビや小魚なので小さいルアーで狙う。
タックルをスピニングに替え、ラインはPEライン1.2号、リーダー25lbとライトなものに変更する。
ルアーはジグヘッドリグで、ワームはエコギア熟成アクアSTグラブ2in、活メバルミノー、ジグヘッドはデコイデルタマジックヘビーSV‐51の7gと10gだ。どちらもトレブルフック6番を下に付けておく。
水中のレイダウンにキャストし、後からスローに2段シャクリからのテンションフォールで落としていく。するとすぐにヒット。キャッチしたのは、パシフィックターポンだった。群れでいたのかその後連発で、ターポンを5連続キャッチ。
パシフィックターポン5連続ヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)待望のバラマンディがヒット!
しかしナイフフィッシュは見ることはなく、昼休憩でロッジに戻り翌日からお世話になるフランス人のニコ氏と打ち合わせ。状況を聞くと、最近の湖のベイトが小さいので、小型のルアーが有効でカラーは赤金、黒金が良いとのことだった。
ランチ後はベジテーションエリアでミノーをキャストすると、ロウニンアジがヒット。
午後になり風が吹いて釣りにくかったが、風が当たるエリアを探っていくとコンッと小さなバイトがあったが、ガイドは今のアタリはバラマンディだと言う。
もう一度同じコースを流すと、再びバイトがあり今度はヒット。一気にラインが出て、ロッドはグリップ付近からひん曲がる。私が必死にファーストランに耐えていると、ガイドが「バラヒット!バラヒット!」と興奮気味に叫ぶ。
痛恨のフックアウト
動きが止まってラインを巻き取っていくと、ラインが持ち上がり巨大な魚が姿を現してジャンプ! 紛れもなくバラマンディだ。パワーは半端なく、ラインが船下に入り左舷でファイトしていても右舷側で何度もジャンプを繰り返す。どうにか右舷に回り、少しずつ距離を縮めて魚が寄りランディング体勢に入る。
だが次の瞬間、いきなり目の前でジャンプ。ロッドを水中に突っ込んだが、巨大な魚はそのまま逃げ切ってしまった。2人して言葉にならない声を発し、崩れ落ちてしまった。
ガイドによれば10kgオーバーらしい。放心状態から何とか気持ちを切り替え、キャストを再開したが午後5時すぎに終了。前半の釣行を終えた。
その日は眠れない夜を過ごし、いよいよ後半戦に突入。黄金に輝くバラマンディに出会うことはできるのだろうか。
パシフィックターポンは派手なジャンプを見せた(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>
ボルゴダ湖


