「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議

「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議

エリアトラウトは初心者からベテランまでそれぞれのスタイルで釣りを楽しめる、そんな魅力があります。なかでもちょっと他とは違う、ひときわ存在感を放つ釣師の方がいたりします。ポイントを知り尽くし、交わす言葉はその日のトレンドになる……そんな方々を常連さんと呼ばせてもらい、注目してみることに。釣果に伸び悩んでいたところ、そんな常連さんのアドバイスで目を見張る展開になった話です。

【楽しみ方は数釣りだけじゃない!『エリアトラウト特集』を読む】

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

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かにおけ

フナ釣りに始まり、バスフィッシングを経て、現在はクロダイ釣りにハマっています。“さかなつり”の楽しさを共有できたら嬉しいです。

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フライフィッシング ルアー&フライ

『日本ラインます釣り場』でフライ釣行

2月20日、臨んだのは日本ラインます釣り場です。いつも地元スポーツ紙に多数の釣果を載せている人気の釣り場となっています。この日もフライタックル片手に昼からポンド入り。

「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議日本ラインます釣り場(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

寒さも幾分和らいだ穏やかな天気の中、隣の釣り人から十分に感覚を開けて立ち位置を確保。すでに結束済みのフライを解き放ち、ポイントに向けてキャストを始めます。

気分は爽快

日頃のストレス発散とばかりに体全体を使ってロッドを振れば、スルスルーっと気持ちよくラインが伸び、きれいに着水が決まります。

「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議気分爽快(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

フライフィッシング再開2年目、キャストのコツも掴めてきてある程度自在に飛ばせるようになりました。自然の中でお気に入りのタックルを駆使できる最高の休日。気分爽快、トラブルもなくキャストし続けます。

アタリがない

ところが、肝心のアタリがありません。マーカーがピクリとも動かず……。周りもあまり釣れてないようで、今日はニジマスの休日なのかなと考えたりします。

フライの色を変えたり、タナを変えたり工夫してみたもののノーバイト。ここは忍耐、粘っていくしかないのかな?

開始1時間で1尾目ヒット!

こんな調子で開始から1時間経過。ようやくマーカーが水中に引き込まれファーストフィッシュがヒットしました。掛かったニジマスは引き寄せるほど果敢なファイトを展開、その度にラインは右へ、左へ跳ね回る。

バレないようにラインテンションを保ちつつネットに収めていきます。

常連さんの釣り談義

ボーズだけは免れたものの好反応は続かず、再び忍耐の時間へ。離れた場所から年配釣師の方が釣り談義をする声が聞こえてきます。互いに大声で呼び交わす様は存在感ありあり。使っているフライフックの話のようです。

「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議使用したフライ類(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

常連の会話に聞き耳

「昨日は16番やったが、今日は18番使っとる。」

どうやらこのエリアに精通した常連さんと見受けられ、思わず聞き耳を立てます。ちなみに私のは14番。もっと小さい方がいいのかな、すっぽ抜けないかな、などと思いを巡らせながらもひたすらロッドを振り続けます。

渋い状況が続く

渋い状況はその後も続き、開始から3時間での釣果は3本。時々アタリはあっても針掛かりしない、どこへ投げてもエリアは沈黙。終了まではあと30分、このまま終わってしまうのか。

常連さんからフライをいただく

悶々としている私の所へ、先程釣り談義をしていた常連さんの1人が近づいて話しかけてきました。

「どう、釣れとる?」

「いやー、今日は渋いですね。」

「どんなの使っとる?見せて。」

私のは小さなワーム系を意識した自作ニンフ、それを常連さんに見せました。すると、

「これ使ってみて。こっちの方が釣れる。」

「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議常連さんのフライ(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

取り出したのは羽毛を尻尾に向けて巻いたオリーブ系のフライ。ハサミで毛を少し短くして渡してくれました。自分のこだわりで釣りをしたい、そんな気持ちもありました。しかしここは頑固さより素直さ、数釣りたいならこれもアリなんじゃないか?

まさかのニジマス連発!

いただいた常連さんのフライに結び変え、まずは試しに手前へアプローチ。するとええっ!こんなところで?マーカーが勢いよく潜り込み、いきなり第1投目でヒット。

「釣り場の常連さんは最強説!」 もらったフライでニジマス連発の不思議ニジマスヒット(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

驚きを隠せないままリリースしてすぐに2投目、すぐさま沈みアタリからのヒット。立て続けに2本のニジマスをキャッチです。

常連の腕に脱帽

今までとは違う好反応と鋭いアタリ。結果的に終了時刻の4時までに5本のニジマスを追加できました。思いがけない展開に目を見張るばかり、これには1日で30本という週刊つりニュースの情報に納得。さすがは常連さん、ここは素直に脱帽です。

帰りがけにお礼を言うと、「それを参考にして自分で巻くといいよ。」と返してくれました。経験に裏打ちされた自信の表れに、今回も学ばせてもらいました。

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柔軟な姿勢を再認識

後日、いただいたフライをじっくり観察。市販品とは違う独特の風合い、ボディの姿から色、フックの形状に至るまで、遊び心がひしひしと伝わってきます。ひとつの方法に凝り固まらい柔軟な姿勢、改めて認識できました。

どの釣り場でも常連さんは楽しみ方を知っている。その存在が、趣味としての釣りを盛り上げてくれるのは間違いないでしょう。

<かにおけ/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
日本ラインます釣り場

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