「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】

昨年末から三重県・尾鷲湾のメタルスッテシーズンが開幕。特に今シーズンは、この海域に大型のヤリイカが戻ってきた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

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エギング&イカメタル ソルトルアー

食べておいしいイカ御三家

近年は高水温の影響もあって、冬のメタルスッテゲームの代表格であるヤリイカの釣果に元気がない状況が続いていた。

しかし今年は一転、胴長50cmクラスのパラソルサイズの数釣りが楽しめる状況となっている。もちろんアカイカ(ケンサキイカ)、スルメイカも好調で、それぞれのイカの習性や特徴を頭に入れながら、「誘って乗せる」「感じて掛ける」ルアーゲームの醍醐味も存分に味わえる。

また、食べても美味なイカ御三家たち。今が旬のヤリイカは、上質な甘みとコリッとした食感がたまらず、アカイカは身が柔らかくうま味が強いのが特徴だ。またスルメイカはアレンジが多彩で、そのまま焼けば香ばしい屋台のイカ焼き風、肝を使った塩辛は濃厚な味わいで、最高の酒のツマミといえる。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】エヌテックマリンでイカメタル(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

そんな釣って楽しい、食べておいしいイカ三種盛りを求めて、2月14日のバレンタインデーの夕方から、紀北町引本浦港から出船するエヌテックマリンに乗船した。かわいい女の子とではなく、イカ御三家とのランデブーデートはかなうのだろうか。

ポイントまでは20分程度。まだ周囲も明るく、いつも笑顔で話上手な中井船長としばしの談笑タイム。今シーズンは例年通り12月上旬辺りから、スルメイカの釣果を中心に開幕。水温が低下する年明けからは、ヤリイカの接岸が始まったとのことだった。しかも型が良く数も出るとあって、やはり今シーズンは非常に楽しみとのことだった。

浅場メインで手返し早く

またこの時期は、産卵で浅瀬へと接岸する個体を狙うため、水深が30m~40m付近で船を止めることが多い。水深が浅いがゆえに探るレンジは狭く、まずは表層付近の10mを探らないとすると、さらに手返しが早くなるため釣果にもつながるとのことだ。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】数年ぶりの当たり年(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

準備するスッテについても聞いてみた。まずは最も重要とも言えるスッテについてだが、カラーは定番の赤緑、黄色は準備しておいた方が良さそうだ。私の場合このようなカラーを中心に、イカの反応が少し鈍った際は発光色を夜光からケイムラに変更したり、見た目のカラーを白などの膨張色、青や紫系で海色になじませアピール力を抑えるなど、スッテのローテーションを繰り返すことで、イカの活性が回復したという経験もある。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】美しいイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

スッテのウェイトについては、15~20号をメインに、イカが表層付近まで上ずったときには10号、流れが強い場面では、25号や30号が必要なケースもある。このようなウェイトも、少しはタックルボックスに忍ばせて置く方が良いだろう。

感度重視の細ライン

談笑にも花が咲き、腹ごしらえも完了。午後6時には辺りもすっかりと暗くなり、船上のライトが煌々(こうこう)と海面を照らす。いざ、イカ三種盛り達成を目指し、実釣をスタートした。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】イカメタルのタックル(作図:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

私のタックルは、ロッドがイカメタルシリーズの6.4ftモデル。穂先のイエローカラーが、目感度を向上させ細かい動きも視認できる。リールはカウンター付きのベイトリールを使用。特にカウンター付きは必須の要素となってくる。ヒットレンジの再現性、誘っているレンジの把握は釣果に直結する。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】カウンター付きが必須(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

メインラインはPEライン0.6号を使用。大型のヤリイカやスルメイカがダブルでヒットしたときはやや慎重なファイトを必要とするが、ラインから海中の情報をよりダイレクトに感じ取るためにも、潮流の影響を少なくし繊細なメタルスッテゲームでは細号数のラインに優位性がある。

レンジとアクションで釣り分け

水深は30m前後。まずはイカの生態的な特徴をイメージし、底付近から水深20m付近までを探ってくる。私のイメージとしては、底付近ではヤリイカやアカイカ、中層付近でスルメイカをヒットさせる狙いだ。アクションについても、暗くなり始めた夕マヅメのゴールデンタイムについては、比較的テンポの良いアクションで狙うことが多いが、ヤリイカはふわっとスッテを大きく持ち上げてからのフォール、アカイカはチョンチョンと軽い跳ね上げなどで誘う。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】イカの水鉄砲が炸裂(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

両者ともルアーの動きをしっかり止めてからは、少し長めのステイで待つというスタイルで誘うことが多い。アタリもチョンッと穂先が入る、穂先がモタれたような違和感が出る程度。手感度だけでなく、穂先の動きを感じる目感度も重要となってくる。

また、この両者と対象的なのがスルメイカだ。激しく動くものに強く反応する印象で、素早くシュッシュッシュッシュッとリズムよくワンピッチで巻き上げてくると、ズドンッとロッドを締め込んでくる印象だ。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】イカメタルを楽しむ(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

狙い方はこれ以外にも千差万別ではあるが、釣り分けにチャレンジできるというゲーム性も魅力のひとつである。

マル秘テクニック

ここでちょっとしたイカの生態学に基づいたテクニックを紹介しよう。イカがエギやスッテを抱く水中動画を見たことがある人も多いだろう。その中で、イカはスッテやエギが自分より下にあるときにのみ、抱きにくることが圧倒的に多い。

「2026年はヤリイカのアタリ年!」尾鷲湾イカメタルゲームで大型が続々登場【三重】イカメタルで狙う(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

つまりスッテにアクションをつけたとき、誘いの幅の最下限で止めるとイカは抱きやすくなるのだ。もちろん誘いの最上限で止めても釣れることはある。それは誘いの幅にいたイカが高活性だったか、さらにその上にいたイカが抱きにきたかのどちらかだと思われる。

渋いとき、あるいはイカの数が少ないときは非常に有効なテクニックとなるので、頭の片隅に入れておくといいかもしれない。

 

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