1月21日(月)夫と千葉県館山の築港堤防から投げ釣りで冬のシロギスを狙った。
自衛隊堤防は大盛況
前日は強風が吹き荒れていたが、車中から見える海は穏やかな状態。期待に胸をふくらませながら車を走らせ、8時ごろ自衛隊堤防に到着。
ここは冬場のキス釣り鉄板ポイントだ。平日にも関わらず、大勢の釣り人たちでにぎわっている。
投げ釣りをする人は2人いたが、この混雑ぶりに「釣果はあまり期待できないけれど、人は少ない築港堤防で、のんびり竿を出そう。」と移動。
こちらは釣り人の姿がなく、貸し切り状態。早々に支度をすませた夫は先に釣り場に向かう。
ハリはアブミ系で
15分ほど遅れて行くと、夫は中央部で竿を出しながら、「最初に定番ポイントの角でやったけど、反応はないので中央部に移動したよ。」と言う。仕掛けを回収するとエサはそのままの状態で期待薄だ。
ハリはF-1の5号を愛用しているがソデ系なのでエサは付けにくい。この日は競技キス5号のアブミ系にしたので、冬場のかじかんだ手でもスムースに付けられる。
「きのうの強風で底荒れしたのかも知れないから、日が昇って水温が上がるまで水深がある先端部で狙ったほうがいいかも」と、先端部に移動。自衛隊基地方面に向けて約4色に投入する。
3.5色で20cm超シロギス!
オモリが着低するまで少しイトを送り込む必要がある。これは水深が深い証拠で「底荒れにも強いはず」と探り始める。海底にはほどよい起伏が点在していて期待は高まるが、初投は空振り。
しかし、夫は「やったー」と言いながら20cm越えを釣り上げて私に見せびらかす。「前アタリから食い込むまで時間がかかった」と自慢げ。
ふたたび自衛隊基地に向けて投入、じっくり探ると3.5色付近の起伏でコツっと前アタリ。止めて食い込むのをじっと待つと、ググン、ググンの本アタリ。20cm超えの良型を釣り上げて気分は上々。
サイズアップで25cmも!
やはり深い場所は底荒れしていない様子。その後も貸し切状態の先端部で、沖や正面、岸向きなどいろいろな方向を扇状に探ると、3.5色付近を中心に、3~4色間で安定して良型が掛かる。
ほかの釣り人が2人増えて、定番ポイントの中間部や角まで戻る決断が鈍ってしまった私たちはこの釣り座で続ける。
昼前に「コツ」の前アタリから辛抱強く待ち続けるとクグーン、クグーンの強いアタリで24cmのジャンボが釣れたので自慢したら、奮起した夫が25cmを釣り上げてしまった。
この時間帯が良型回遊の時合いだったのか、その後も23~24cmが立て続けに数尾釣れる。風向きが北から南に変わると沖側の食いは止まった。内向きを狙うが、回遊コースは同じ3.5色付近のようで、20cm前後が飽きない程度にヒット。
納竿するタイミングを逃してしまい、その後も釣り続けた。