初釣りはホームグラウンドになりつつある南紀・安指に1月4・5日と1泊2日で釣行。強風の中、寒グレ狙いのフカセ釣りを満喫してきた。
安指の看板磯「スズ島」へ
風が強く、思うように釣りができないもどかしい展開だったが、寒グレらしい釣りだった。
4日は金曜だが、まだ休みの会社も多いのか、思いの外、釣り人が多く16人が港に集合していた。私は釣友のSさん、Kさんと二番船でスズ島に渡礁。
安指の看板磯で、初釣りにはもってこいだ。
釣果は約束されたも同然のはず。
沖向きに3人が並んで始め、理想的な下り潮が流れるが、グレの機嫌は悪い。沖に浮きグレはいるようだが、食ってこない。
たまにコッパ尾長がくる程度のまま弁当タイムとなる。毎回、釣れだすのは昼からなので焦りもしないが、Sさん、Kさんは不安げな様子。
昼前に干潮となり、下り潮は大人しくなったが、魚の活性は上がってきた。
安指のグレは重役出勤なのだ。
アワセ切れが連発
沖向きでサオを出していると、ウキがかき消え、ガツンと乗ってきた。とっさにサオをあおると、一瞬の手応えを残してフロロ2号がチモトで切れた。
尾長グレだろうか?
刺牙グレ5号だったハリを6号にかえて、次投。沖でなじんだウキが斜めに入った。よっしゃとアワセを入れたが、痛恨のアワセ切れ。
(ハリを)飲まれたくない思いと、尾長が回っているかもとの思いから力が入ってしまった。
実は、前回の納竿釣行の後、ロッドを拭いていたらガイドが破損し、修理に出すことに。なので、当日は2号ロッドに2号ラインでやっていたが、ラインに対してロッドが明らかにオーバースペック。2度もアワセ切れしてお気に入りのウキを流してしまった…(涙)。
また、食い渋りから身軽グレ4号を使ったが、サオとのバランスが悪いためハリ外れが連発した。
1日目の釣果は?
そんな状況だったが、昼からは下り潮が元気づき、アタリは多くなった。食い渋るグレをだましながら掛けていく展開で、38cmまでを5匹釣ることができた。
Sさん、Kさんは苦戦。午後2時過ぎから暴風になると、Sさんが調子を上げて連発モードに。10mとったハリスに00号のウキを入れて、なじませる作戦でグレを連発していた。Kさんも悩みながら1匹ゲット。
私は、最後までタックルバランスの悪さに苦戦しながら35cmを1匹追加して納竿。私が6匹、Sさん8匹、Kさん1匹で初日は終了となった。