1月5日(土)、金沢八景(瀬戸橋)の弁天屋から、短い時間でも楽しめるライトタックル(LT)アジに釣行。お手軽で沖釣り初心者やファミリーフィッシングにもオススメだ。
大盛況の弁天屋
4時過ぎに到着、船にクーラーを置いて釣り座を確保。
買い物と仮眠をして、6時前に船宿へ。
いつも明るく出迎えてくれる名物女将やスタッフにあいさつして船へ。
午前船、午後船、一日船と、様々なメニューで色々な魚種を狙える老舗船宿だけに、ビギナーからベテランまで多くのファンがいて、この日もアジはもちろん、好調なタチウオやマダイ、カワハギと、初釣りに期待を膨らませた釣り人で朝から大盛況。
アジ担当の森本直樹船長に話を聞くと、「好調に釣れています。昨日は後半の上げ潮でいい食いをしたので楽しんでください。」と、期待が高まる。
7時15分、19人の釣り人を乗せて桟橋を離れる。
港を出ると少し北風が当たったが、ていねいな操船で多少波があるなかでも快適クルージング。
約20分でベイブリッジ沖のポイントに到着。
船中ヒットも筆者は・・・
入念な潮回りのあと「水深は23mです。底から2mでやってみてください。」の合図で実釣スタート。
コマセカゴにイワシミンチを軽く詰め、2本バリ仕掛けに青イソメと赤短を付けて投入。底上1mで3回、1m巻き上げて2回シャクって止めアタリを待つ。
左舷の山根さんに1投目からヒット。続いて右舷の奥山さん、千頭さんも良型を抜き上げ開始早々満面の笑み。
しかし、あとが続かず再度潮回り。
すると、また奥山さんと千頭さんに良型。反対舷の田村さんは抜き上げで2回バラして苦笑い。
上杉さんは、「今は潮が動いていなくて食いが渋いので、やる気のあるヤツだけを狙って30cmくらいシュッ、シュッと誘いを入れて食わせました。」と、上アゴにガッチリフッキングさせて連釣。
山根さんはパターンをつかんであっという間にツ抜け。田村さん、徳永さん、野村さんもポツポツと本命を手にして楽しんでいる様子。
しかし、なぜか私にだけアタリがなく、やっと掛けた本命を5回連続で抜き上げバラシをしてしまい、とうとう船中でノーフィッシュは最後の一人に…。
船中トップは27尾
山根さんは、「全部イソメで食わせてます。」。
上杉さんも、「先バリのイソメで誘って食わせてますよ。」とのことだったので、3本バリ仕掛けに交換、すべてイソメエサにして誘ってみると、ようやくガツガツとしたアタリが訪れ、幅広の本命をゲット。
船長も「よかったですね。これで船中オデコが消えました。これからよくなると思いますので少し延長します。みなさんラストまで頑張ってください。」と笑顔のアナウンス。
感謝の気持ちでいっぱいになった。
このあと、船長の言葉通り、期待の上げ潮が動きだすと、船中あちこちで良型が抜き上げられ私も連釣。
全員が活性の上がった本命を連発し、11時10分に沖上がり。
釣果トップは27尾だった。
<週刊つりニュース版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>
▼この船について
弁天屋
エリア:東京湾エリア
出船港:金沢八景港