ヘラブナ釣り上達への道しるべ【キミもやってみよう大型釣り③】

ヘラブナ釣り上達への道しるべ【キミもやってみよう大型釣り③】

今回のテーマは「キミもやってみよう大型釣り」千葉県君津市にある亀山湖では舟釣りで手軽に大型が狙えるフィールドだ。尺半はおろか時には夢の50cmオーバーも顔を出し、大型狙いの釣り人が全国から押し寄せる。だが誤解しないでほしい。大型釣りはけっして特殊な釣りではない。ちょっとの工夫と運(タイミング)さえ合えば、誰でも記録を更新できるのだ。そんな釣りを戸張が指南する。
第3回は着舟後の準備を解説してもらった。

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ヘラブナ釣り 淡水の釣り

減水時のポイント 

乗舟が完了し出舟時間を迎えたら桟橋を離れよう。

ボートハウス松下から出舟の場合、川面台方面へ進むと桟橋から至近の所に島がある。満水時は見えないが減水すると立ち木が現れる。

ヘラブナ釣り上達への道しるべ【キミもやってみよう大型釣り③】

ここもポイントの一つだが、水位が高いと着舟できない。さらに中途半端な水位だと、水中に隠れた立ち木に舟底が接触する危険がある。危険を知らせるブイが浮いているので、そこから離れて通過すればいい。

オススメポイント

出舟ならポイントは上下流に無数にあると言っていいが、お勧めポイントは?

戸張 誠

川面台、竹ヤブ、サッタ下でしょうか。あとはボート桟橋近くにある橋をくぐった本湖にもポイントはあります。
ただし減水して立ち木が水面上に出てこないと、やや狙いづらいかな。」

 

サッタ下辺りまでなら手漕ぎでも行けるでしょうが、それよりも上流だとやはりエレキはあったほうがいいでしょうか?

戸張 誠

「釣れる釣れないは別にして、私はいつも上流の笹川筋は見るようにしています。
もちろん行く途中でモジリが多ければそこで止まりますが、とりあえずは上流の様子を見て、そこから下流に戻ったりすることが多いですね。
とにかく大切なのはモジリや泡づけです。魚の気配が多い所に入れば釣れる確率はグンと増しますから。

舟上での準備

では無事に着舟できたとして、いよいよ釣りの開始です。まずは舟上で何をしますか?

戸張 誠

エサ作りですね。マッシュは水を吸収するのに時間がかかるので、何はともあれこれから始めます(※エサのブレンドなどについては次回で紹介)。」

 

ヘラブナ釣り上達への道しるべ【キミもやってみよう大型釣り③】44cmを釣る。

 

それから竿や仕掛けの準備をするのですね。

戸張 誠

「はい。あとタマ網も出しておきましょう。
釣れてから出すなどとやっていては取り込みで、もたつきバラしてしまうかもしれないので。
管理釣り場とは違い、大型はいつアタリがくるか分かりませんし、そうそう続くとも限りません。日に数回しかアタらないこともザラです。
1枚の価値が大きいので、タマ網も何もかもすべて準備してからエサ打ちを始めるべきです。

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