7月8日(日)、内房木更津の宮川丸からルアータチウオ乗合船を取材した。東京湾には船団が出来るほど人気のタチウオ。さて当日の結果はいかに?
いざ出発!
店舗兼受付で乗船手続きを済ませた釣り人が公園隣接の船着場に集合。出船時間の7時前に21人全員が揃い、中村洋平船長の舵で出船。
船は走水~観音崎沖へ。
木更津からは遠く感じるかもしれないが、東京湾を横切る快適ルートで、航行時間は実質50分弱。神奈川の湾奥エリアと大差ない。
「水深51mです、下から30m」のアナウンスで、一斉にジグを投入。
幸先よく、ロッドが曲がる。
走るような引きで、抜き上げられたのはサバ。太っていて、大型ばかり。1本のジグに2尾同時にヒットしたシーンもあり、これはこれで楽しんでいる様子。
「太くて美味しそう、いい土産です」と右舷ミヨシ側の矢野誠恭さん。他の釣り人も、釣り上げると素早く首を折って締めてクーラーへ。本命ではないからと、邪険に扱うアングラーは皆無。
その後もサバが続いたが、何度か移動したあと、右舷胴の間の古神子新一さんに、船中第1号。「タナ上限までシャクって止めたときのフォールできました」と狙ったタイミングで食わせたサイズ以上に価値ある1尾。