7月2日(月)釣友のリクエストで、東京湾浦安の吉野屋からタチウオ狙いに出船した。年間通して釣れる魚だが。今が最もタチウオ釣りが活発となる時期で多くの船が東京湾に出船している。目標の指6本サイズの結果はいかに?
針掛かりに苦戦
7月2日(月)台風が九州の沖合いにあってウネリが心配されたが、問題なく、出船1時間前には乗合船の座席札8枚が外されていて、人気の高さがうかがえる。
7時、第三十一吉野屋丸は左舷8人、右舷に9人を乗せて、岩淵裕介船長の舵取りで出港。航程1時間10分で第二海堡南方沖に見える数十隻の船団に合流。
5分ほど海域を探索、いい反応が見つかったところで船長から
「この辺りからやっていきましょう。20~30mを探ってください」のアナウンス。
開始から5分後、左舷側で数人にアタリが出始めた。タナ下限から上限へスローなシャクリで2往復目の水深25mでアタリがきた。
そのまま電動スローで聞き上げるが、エサを半分食いちぎってUターン。最初に選んだハリが旧式の小さい、ケンのないタチウオバリ1号。食い付くとエサが下にズレてしまい、ハリに掛かりにくい状況が続いた。
この間に左舷トモ寄り2番目で船中第1号が上がり、このあと次々とヒット。
「最初はアタリが分からず食われてばかり」と、手こずっていた多田さんは開始から15分ほど経過したふた流し目に船宿の特製仕掛けで70cm級を釣り上げた。
船はひと流し15分のペースで3回流し、0~4尾。型が小さく、数も偏っていたので船長は移動を決断。