アタリはするけど乗らないサバ。厄介なターゲットだ。小型から中型までは、アジングでは本当に釣りにくい。ヤツらをどうするか?今回はメタルジグでの攻略を考えてみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
乗らないサバをどうするか
前回、同様の趣旨で、なんとか小サバ乗せるためのアジングでのテクニックを紹介した。
今回はアジングから離れて、まだアジが入りきっておらず、サバの海となっている状態での攻略方法を考えてみる。攻め方そのものを、ジグ単から、メタルジグにかえてしまおう。
私もこの方法にかえてから、サバ乗せられないフラストレーションからは解放された。そもそもアジングでなんとかサバを、というやり方がよくなかったのかもしれない。メタルジグを使う方が圧倒的に釣りやすく、さらに、日中でもあっさりと釣れてしまうのだ。
メタルで集めて掛ける
まず日中にエントリーする。そうすれば、あとは簡単。アジングタックルでやるならば、3g程度のメタルジグを使う。投げる。釣れる。
日中のサバというのは、ベイトフィッシュパターンが多いらしい。もしかするとナイトもかわらないかもしれない。重めのジグヘッドでワームをシェイクするか、シャッドテールワームで巻きパターンで釣ってもよさそうだ。
もう少しタフな、15gくらいまでのジグが投げられるタックルがあるならば、10g程度のメタルジグをつけて、その上にジグサビキをつけて投げると、連掛けできる。3つくらい連掛けすると、サバといえどもまあまあの引きをする。
光量が大きなキー
メタルジグが効くのは、光量がある時間だ。つまり日中がメイン。メタルジグのフラッシング効果に、リアクションバイトしてくるのだろう。筆者も早朝、夕マヅメと試したが、ほとんど食ってこない。おそらくジグを視認できなくなるせいだろう。
ただ、光さえあればジグの効果に集まってくるので、夜でも外灯下などはメタルジグが効くかもしれない。