梅雨も明け夏磯開幕となり、蓋井島周辺の磯にフカセ釣りでグレを狙って釣行した。エサ取りの豆アジをかわし34cm頭に4枚の釣果を得たので、状況を交え紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター多賀英二)
黒潮丸で蓋井島へ
今回は唯一蓋井島エリアで渡船をしている黒潮丸を利用しました。当日の7月18日は4時に出船し、13時に回収という釣行スケジュールでした。久しぶりに釣りをする知り合いと3人での釣行となりました。
今回の釣行の2週間前にも蓋井島に行きました。その時は人差し指より小さいアジが沸いていたので、どれぐらい成長してエサ取りとしてつけエサを取ってくるかが気になっていました。豆アジサイズならエサ取りとしては難なくかわせると思うので、後は数が少ないことを願って釣行しました。
前回は日中だと岩陰に良型がいると予測して竿一本~一本半をメインに探りました。良い釣果が得られなかったことから今回は逆に竿一本から上の浅棚をメインに攻めることにしました。
渡礁ポイントとタックル
当日は蓋井島の中でも超がつくほどの一級瀬である”大威瀬”に渡礁しました。
朝マヅメに組んだ仕掛けは、竿が1.5号にリールは3000番で道糸とハリスが2.25号でウキは3Bと000を使用しました。ウキ止めをつけて捕食ダナをいち早く見つけれる様にしました。
朝マヅメに34cm尾長キャッチ
渡礁後、釣り始めてから30分程経ったところで薄暗くなりました。その間アタリは無く不安がよぎりました。足元に仕掛けを入れるとやや左内側に入っていき、20m以上遠投すると沖にいい感じで左沖に流れて行ってました。
そこで遠投に絞り、2ヒロ前後を探っていくことに。50mほどラインを出したところで穂先に「ぐーっ」と重みのあるアタリがきました。ゆっくり竿を立ててアワせ、やりとりを楽しみ見事キャッチ成功したのは、34cmの尾長グレでした。
尾長3尾追釣
それから同じコースを流すと立て続けに30cmオーバーの尾長を3枚キャッチし、朝マヅメを終えました。
日中は豆アジが沸いており、沖まで沸いていました。2週間前よりも若干ですが大きくなっていましたが、つけエサにボイルを使ったり、仕掛けに口鉛をうったりすることで難なくかわすことができました。
まきエサも足元に5杯打ったら沖には1杯打ったり、初めに沖に一杯入れてそれから足元にまきエサを打ったりとタイミングも変えることでより交わしやすい状況をつくることができました。
ビッグゲーム挑戦も不発
マメアジが沸いていたことや同行者が80cmほどのダツを釣っていたので、ヒラマサなどの青物を狙おうとビッグゲームをしてみました。エサはまきエサにイワシブロックを使い、つけエサはキビナゴや芝エビや小型のイカを使いました。
4時間ほどビッグゲームをしましたがアタリは無く、豆アジをライブベイトに釣るも不発に終わりました。