「磯釣り」というと、ハードルが高いように感じませんか。実はそんなことはないんです。今回は磯ならではの、アタリ多数のアラカブ釣りを堪能した釣行をご紹介致します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤本みどり)
釣行概要&当日の状況
6月29日、釣り仲間と一緒に、いざ長崎県は宮之浦へ。渡船は、お馴染みの丸銀釣りセンターさんへお世話になりました。最近リニューアルオープンし、仮眠・シャワー室・宿泊施設などとても充実しています。
当日は経験豊富で釣り人に寄り添ってくれる船長さんのセレクトで、頭ケ島の平瀬に3人で上礁しました。ここは遠浅な海で、干潮時は特に辺り一面に岩肌が見えます。当日は暑さを心配していましたが、午前中は曇り空で過ごしやすく、お昼からは滝のような汗が出ました。
当日の作戦とタックル
周りを見渡すと、ここは根魚の住処ではないのか?ロックフィッシュが大好きな私は、一旦持ったフカセザオから手を離し、ライトタックルで仕掛けを組みました。毎度、ロッドケースの中にはいつでも根魚を狙えるように、根魚用のサオをしのばせています。同様に付けエサも!
仕掛けはいたってシンプル。「ブラクリ仕掛け」です。オモリの先に夜光玉、その先にはハリが装着されています。穴釣りに最適なのでしょうが、私は投げることも多々。オモリは菱形状で、障害物を上手くかわしてくれますよ。
アラカブ釣りスタート
第1投目から、穂先にくるアタリを捉え、力強く巻き取ります。期待を裏切ることなく良型のアラカブの登場です。どこの場所からでも、ボトムで跳ねたり、誘いにのってきたりと、アラカブの活性の高さに驚きです。また、磯ならではの大型のベラのゲスト出演には笑いもありました。
食いが渋くなったとき
食いが渋くなったときは、サバ、イカの切り身にワーム、エサのローテーションを試みます。それから、誘いに変化をつけてみます。ボトムに落とした後に速巻き、そうかと思えば、巻き上げた後にふわりと落として、ゆっくり巻いてみたりと工夫をこらします。様々な誘いのテクニックを駆使すると、アラカブも引き寄せられるようで、気づけば……数釣りができました。