オフショアサクラマスジギングでは厳寒期の釣行や無限サバ地獄など、様々な困難な状況が存在します。そんな厳しい環境や状況を快適に釣りを楽しむためのグッズを今回は紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)
1.防寒着
オフショアサクラマスジギングのスタートは春というにはまだまだ早い2月の青森県下北半島沖です。当然、寒さは厳しく、冬特有の北西風が吹けば全てのものが凍る時期。釣りするには厳しい環境です。それでも下北にサクラマスジギングのアングラーが大挙して集うのは、下北半島沖のサクラマスの魚影の濃さが1番の理由でしょう。
厳寒期の釣りですので、防寒を怠ると釣りどころの話ではなくなります。しっかりとした防寒着でサクラマスキャッチしたいものです。
防寒のポイントは、やはりできるだけ身体を濡らさないことに尽きます。身体が濡れれば、それだけで体感温度は数度違ってきますし、そこで風に吹かれれば濡れた部位はさらに体温を奪われます。
防寒服で身体を守るのはもちろん、手足の末端もしっかりと防寒対策してください。キャップ、フェイスマスク、グローブ、オーバーグローブ、防寒長靴など。特に濡れ易い手先はロッドを握ると感覚がなくなるほど冷たくなります。薄手のグローブに防寒のゴムグローブをオーバーグローブとして使うのが、多少ロッドやリールの操作には不便ですが、オススメです。
2.使い捨てカイロ
お手軽な寒さ対策といえば、使い捨てカイロは便利なアイテムです。身体に貼るタイプ、貼らないタイプ、寒冷地仕様の高温タイプなど、様々な商品がラインナップされています。使用目的に沿った正しい使い方で使用してください。
身体に貼るタイプは脇の下、太腿の内側など、大きな血管のある部位に貼ると、体温の維持に効果が高いそうです。防寒着のポケットに貼らないタイプ、高温タイプを忍ばせておけば、手先の冷えを解消するのに役に立ちます。
3.タックルの防寒
シーズン初期のサクラマスジギングは寒さとの戦いです。身体の防寒対策も大切ですが、タックルにも寒さは厳しい環境となります。
ロッドのガイドについた飛沫が凍ることもよくありますので、PEラインには市販の液体コーティング材を塗っておくと、ライン表面の保護に効果があります。
また、カウンター搭載のリールなどのボタン電池も寒さには弱いので、昨シーズンから使っているボタン電池はシーズン初めに予め交換しておいた方がいいでしょう。