小気味いい引きが心地いいメバル。ルアー釣りや胴突き仕掛けのエサ釣りなど、さまざまな釣り方で楽しめるメバル釣りにスポットを当てる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版編集部)
関東エリアのメバル釣りの状況
「春告魚」とも呼ばれるメバルは、この時期とくに注目を集めている。
東京湾では2月から、活モエビをエサに浦安・吉野屋や横浜山下橋・黒川本家で出船開始。ほか船宿でも開始予定。時期や状況次第でサビキ仕掛けを使うこともある。
相模湾では、活イワシエサが一般的で根魚五目として出船中。また、暖かくなってくる3~7月に夜釣りを開始する宿もあるので要確認だ。
岸壁や堤防周辺といった変化に富んだ場所を狙う。状況で浅場を攻めることもある。
タックル&必携アイテム
夜釣りではヘッドライトは必携。寒い時期の釣りなので、防寒対策をしっかりと行ない、重ね着できる服も用意したい。
竿
エサ釣りでは、1.8~3m、オモリ負荷10~15号のメバル専用の胴調子(6対4)。ルアーでは、UL~Lクラスのメバルロッドやトラウト用が最適。
リール・ミチイト
小型両軸。ミチイトは、PEライン0.8~1.5号を100m。サキイトにフロロカーボンライン3~4号を80cm~1.5m直結。
ルアーでは小型スピニングリール。フロロカーボンラインやナイロン3lb前後。PEライン使用の場合はリーダーを50cm~1.5mほど取る。イトヨレには注意。
仕掛け・ハリ
胴突き2~3本バリ。ミキイトはフロロカーボンラインの1.5~2号、枝スは同1~1.5号で長さは30cmが目安。枝間は50~70cm。
ハリはメバルやヤマメ8~10号か丸セイゴ11~12号など。
オモリは狙うポイントが、エリアにより違うので、事前に確認してから用意するのが無難。オモリの予備は多めに用意しておきたい。
ルアーの場合は、2g前後のジグヘッドリグ。
エサ・ルアーの種類
夜釣りでは光を放ち魚にアピールできる青イソメが主流。頭は取らず口から刺してチョン掛け。
モエビやイワシなどの活エサ使用の場合は、弱らせないようにすみやかにハリ付けしよう。
ルアーの場合は、2~3inchのソフトルアーをメインに使用。