10月16日、長野県の屋内釣堀東園で、友人とコイ(鯉)&金魚釣りを楽しんだ。室内の釣りなので雨天時にもオススメだ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
初心者2人と「屋内釣堀東園」へ
今回は初心者の友人2人と長野県上田市にある屋内釣堀東園に訪れた。当日は雨という訳ではないが、屋内釣り堀ということもあり、もちろん全天候対応だ。
折角の釣行予定が雨や風で流れるなんていう心配は必要ないだろう。店の外には料金表が置いてある。横には営業案内も置いてある。営業時間が10:00~21:00ということで、仕事帰りにもフラッと立ち寄れてありがたい。
初心者の友人2人はそんなに釣りをできるか疑問に思っていたが、私が押しきり我々は2時間で楽しむことにした。中では看板犬がお出迎え。料金を払い釣り竿を受け取り、初心者の友人に釣り方を簡単に説明し釣り開始。
釣り堀の特色
今まで訪れた釣り堀は練りエサを使っていたが、東園では粉(恐らくエサか集魚材)をまぶしたうどんだ。釣り竿もコンパクトだが、そのぶん太さがあり安心感があるもので、コンパクトなぶん初心者でも扱いやすいだろう。
また、鯉と金魚が同じプールにいる釣り堀を見るのも初めてだった。所変われば釣り変わる。というほどでもないが、釣り堀によってそれぞれ特色がある。
30cm級の鯉がヒット
1投目からヒット。ウキがスポッと入り、アワセが決まった快感を思い出しながらのキャッチ。
この釣り堀はプールが比較的小型な為か、大きい個体でも30cm台のようだ。そのためは魚はぶっこぬき。レンタルの竿で30㎝台の鯉のぶっこぬきは、釣りの高揚感とはちょっと違う「ドキドキ感」を感じることもできる。
釣果を決める「アワセ」
鯉の屋内釣り堀では、ウキが入った瞬間にアワセを決められるかが物を言う。 私も様々な攻略を考えていたが、反射神経が物を言う釣りなのかもしれない。沈み始めたのを認識してから、いかに早く鋭いアワセを入れられるかが重要だ。
なかなか釣れない友人は、見ているとアワセのタイミングも早さも遅い。それを伝え、シャープにアワせるように教えると、あっという間にヒット。
2人とも、アワセが決まった快感に早くもハマっているようで、躍起になって釣りをしている。アタリは頻発するが、ドンピシャでアワせないとヒットまで持ち込めないゲーム性、そしてヒットに持ち込めた時の快感は、是非とも味わって欲しいものである。
以前訪れたことのある屋内釣り堀よりも魚の数の問題か、魚が元気一杯なのか、アタリが多く初心者にもチャンスが多いと感じた。 また、言うまでもないが経験者も大釣りを目指しやすいだろう。
金魚の釣り方
鯉は良く釣れるが、金魚が釣れない状況が続いた。そこで、金魚を狙い撃ちできないか挑戦してみた。
たまに、ウキが沈みきらない程度のアタリが連続することがあったため、そのようなアタリが出たときに、試しに聞きアワせてみると「コッ、コッ、コッ」と小魚がつついているような感触があったため、追いアワセをすると、ようやく金魚をキャッチ。
どうも金魚は鯉と違い、完全にはウキを沈めず、少しの沈む程度のアタリを出すようだ。 アワセの要領さえ分かれば、初心者でも釣りやすいだろう。
店主いわく、「大きい鯉はアタリも大きいため初心者でも釣りやすいが、金魚や小さい鯉はアタリも小さいため、小さい魚を数多く釣るのが腕」とのことだ。