葉山エリアで手漕ぎボートエギングを楽しむ筆者が、同エリアの攻略法を解説。初心者の方も、秋の数釣りシーズンにぜひエギングデビューしてみてください!
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・秋山将平)
葉山沖のボートエギングシーズン
葉山エリアのボートエギングのシーズンとしては、2kgアップの大型アオリイカが狙える春、そして200~300gの小型のアオリイカが数釣りできる秋がメインです。
しかしながら、夏や冬でもアッと驚く大きなアオリイカが釣れたり、7~8月はマルイカ、冬はコウイカが混じるので、筆者は年間通して葉山沖の手漕ぎボートエギングを楽しんでいます。
今回は、そんな葉山沖での手漕ぎボートエギングの攻略法を紹介してみようと思います。
1. 浅場のポイントを狙う
秋のアオリイカは外敵から身を守るために、浅場に身を隠して捕食のタイミングを狙っています。 そのため白灯台付近から始まる地磯~祠付近などの、水深が浅いポイントを狙ってみると、釣れやすくなります。
鳥居のある名島などに向かってキャストするのも良いでしょう。
2. 『風向き』でポイント選定
手漕ぎボートのエギングでは、自分でポイントを決めてアンカーを打ちます。このポイント選びの際に、重要視しないといけないのが「風向き」 です。船首にあるボートに備え付けのアンカーを打つと、ボートの船尾方向が風向きと同方向になります。
エギングの場合、基本的には風を背中から受けて船尾方向にキャストした方が釣りをしやすくなります。「どこの位置から」「どこを狙うのか」を考え、ポイントを選びましょう。
島へ向かって風が吹いている場合
島へ向かって風が吹いている場合、島寄りの浅場を狙うのであれば、アンカーを打った後、ロープを出す長さを計算して、「どの位置に自分のボートを置くか?」を考えてポイント選びをします。
なお、島に近づきすぎると座礁してしまう可能性があるので注意しましょう。
海方向へ風が吹いている場合
基本的には、島から離れるほど水深は深くなっていくため、島からの風を背に受けてキャストした場合、島に向かって駆け上がってくる地形を攻めやすくなります。
「どの駆け上がりを引いてくるか?」を狙うかで、アンカーを打つ場所やアンカーロープを出す長さを調整し、アオリイカがいる水深を探しましょう。
島と平行に沖へ吹く風
筆者としては、この風向が葉山沖のエギングに最も適していると考えています。 島に向かって駆け上がっていく地形を、真横からキャストして狙うことができるため、 駆け上がりのどの水深を狙うか?を考えてポイントを狙っていけます。
筆者の釣果としても、この風向きが一番良いです。