長良川本流は良型のアマゴで盛り上がっている。4月16日も長良川本流一本勝負で釣行したのでレポートしたい。
当日の川は増水状態
当日は前日の雨によって川は増水状態。
カワムシがとれない状況だったので、行きつけの清水釣具店でヒラタを用意してもらった。
朝は少し肌寒かったので、しばし清水釣具店で暖を取る。
店主の話では支流の吉田川も好調らしいので、本流をやってダメなら吉田川へ転戦するプランで店を出た。
国道156号線を北上、郡上白鳥の上流まで来た。
目をつけたのは歩岐島大橋下流の右岸の分流だ。
分流を選択した理由は、当日は30cm以上の増水状態、こんなときは普段釣りやすい瀬は荒瀬になってポイントがない。
逆に普段は水がなくてポイントがない分流に新たにポイントが出来、そこにアマゴがつくと予想した。
午前7時にスタート、見た感じいかにも釣れそうで入れ食いの予感がしたが、思いとは裏腹にアタリはない。
釣り始めて15分ほどでようやく18cmほどのヒレピンアマゴが釣れたが続かず。
早々にこのポイントは見切りを付けた。
大和地区へ移動
白鳥地区はイマイチいい感じがしなかったので下流の大和地区まで来た。
釜淵橋から名皿部橋の間にある分流を攻めるが、こちらもパッとしない。
本流は諦めて吉田川に行こうと思ったが、西河橋下流の通称・高速下の左岸の分流が気になったので、取りあえずここでサオを出してみることにした。
老人ホーム前の階段を下りて、目の前の流れにヒラタを流すと、すぐさま好反応。
型は17cmほどだが、いきなり釣れた。
そして少し川へ入って次の流れにエサを投入すると、またまた一投で食ってきた。
入れ食いだ!
これはイケるとテンションが上がる。
分流なので1カ所で何匹も釣れないだろうとテンポ良く探っていくと、ここぞと思う流れでは必ず食ってくる。
橋真下の左岸の際の掘れ込みで目印が吹っ飛ぶダイナミックなアタリ。
水中でギラギラして必死に抵抗する。
暴れなくなったところで引き抜きタモへ。
エサをよく食べて肥えた腹パンのデンデン本流アマゴだ。
魚体も美しく、特に朱点が鮮やかできれいな1匹だった。
高速の橋の真下で6連チャンの入れ食いに。
しかし15cmの小型が多く、即リリース。
橋上流まで釣り上がってくると、水は大分引いているようだ。
そのおかげでポイントも増え、各所でサオが気持ち良く曲がる。
正午を過ぎたあたりで一度サオを収めて昼休憩とした。
休憩後は右岸へ移動して再開したが思ったほど釣れなかった。
午後3時にエサがなくなったので納竿した。
結果は23cm頭に40匹、満足できる結果になった。
長良川の水位が落ち着いてきたら、今までサオが出せなかった下流部の八幡、美並地区で良型が釣れ始めていると予想できる。
<週刊つりニュース中部版 APC・松森渉/TSURINEWS編>