トップゲームで本命ナマズ2尾 雨上がりの用水路はパラダイス?【浜松】

トップゲームで本命ナマズ2尾 雨上がりの用水路はパラダイス?【浜松】

季節は初夏。しかし、梅雨は明けず大雨が続く日々。大規模河川は大雨の影響で危ないだろうと考え、静岡県浜松市内を流れる安間川につながる用水路でナマズ釣りをしてきました。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池田光希)

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池田光希

静岡県浜松市住みの釣り人です。ナマズ、雷魚、リバーシーバス、サーフなどルアーフィッシングが好きです。メインフィールドは浜名湖、遠州灘サーフです。よろしくお願いします

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ナマズ ルアー&フライ

安間川の用水路でナマズトップゲーム

梅雨で雨の日が続いています。釣りに行きたいと考えながらスマホの天気予報を見ると、7月3日は2時間だけ雨が降らない時間帯があるようです。

いてもたってもいられず、静岡県浜松市内を流れる安間川に流れ込む用水路へ、トップウォーターのナマズゲームに出かけることにしました。ダメ元で流れ込みを狙ってみる、短時間1本勝負のスタートです。

トップゲームで本命ナマズ2尾 雨上がりの用水路はパラダイス?【浜松】釣り場となった用水路(提供:WEBライター・池田光希)

雨上がりのナマズ高活性のワケ

ナマズは雨上がりに活性が上がると言われていますが、その理由を考えるだけで、雨の日のナマズゲームの釣果に直結します。まず、雨が降ることにより川の水は増水し、より強い流れになり、水が濁ることが多いでしょう。

流れが強くなると小魚やカエルなどは流れに逆らえず、流されてしまいます。これが、ナマズにとっては格好の獲物となるのです。つまり雨の日は、ルアーをまるで流されるベイトのように見せてあげるとバイト率がアップするというわけです。

当日のナマズタックル

19時ごろ、近所の用水路まで自転車を走らせました。ポイントへ到着して川を見てみると、予想通り川が濁っていて、いつもより流れも強いようです。ミルクティーみたいな川の色を見る限りでは、ナマズの姿を目視することはできません。ちなみに当日のタックルは以下とおり。

・ロッド:鯰レンジャーCT-66
・リール:アブガルシア アンバサダー2500c
・ライン:PEライン5号

この濁りと流れを見て、ルアーはラトル入りの目立つキャタピークリッカー(エクステプロペラ付き)を選択。流れ込み横のヨレを狙ってキャストします。

30cm以下の小型ナマズをキャッチ

1投目から着水直後にバイト。でも乗りません。そのままゆっくり巻いてくるともう一度バイトが!

フッキングさせると、そのまま水面からナマズがピューンと飛んできました。サイズがかなり小さいようです。開始早々釣れて嬉しくはありますが、なんとも微妙な気持ちです。1尾目は30cmないくらいのサイズでした。大きくなったらまた遊んで欲しいという願いを込めて、ネットを使って優しくリリースします。

トップゲームで本命ナマズ2尾 雨上がりの用水路はパラダイス?【浜松】小型ながら本命をキャッチ(提供:WEBライター・池田光希)

流れの『ヨレ』でナマズ追釣

さて気を取り直して2投目です。1投目と同じように流れのヨレを狙ってキャストすると、再度「バフッ」とバイトです。でも乗りません。もう一度同じところにキャストして巻いてくるも、バイトはなし。流れのヨレで出ないなら流れ込みから落としてみる作戦に変更します。

流れ込みにキャストしてみますが、流れが強すぎて話になりません。こうなったらしつこくヨレを攻めるしかありません。ルアーを通す位置、アクションの仕方など試行錯誤しながらやっていると、「バコッ」とついに待望のバイトです。フッキングするとまた陸にナマズが飛んできました…。またもやチビナマズ。

と、このタイミングで大粒の雨が、土砂降りになる前に帰ろうと思い強制終了。最後までルアーはキャタピークリッカーだけで通しました。どんな状況でも実績があるルアーだと思います。

夏のナマズ釣りでの注意点

最後に、夏のナマズ釣りの注意点をお伝えしておきます。

1.長袖長ズボンで

服装は真夏で暑くても、長袖長ズボンで行きましょう。マダニや蚊などの虫から肌を守ってくれます。

2.バーブレスフックを使用

ナマズの口はとても分厚く返しのあるハリでは抜きにくいです。ゲームフィッシュとして楽しむ分にはバーブレスにしてあげてください。

3.ランディング後の注意点

釣ったナマズをアスファルトやコンクリートの上におくとナマズの粘膜が取れてしまったり火傷をしてしまったりします。釣り上げたら草の上、もしくはランディングネットの上に優しく置いてあげて下さい。

4.大雨直後は川に近づかない

雨の後がチャンスといっても、自身の身の安全の確保が最優先です。ちょっとでも危ないかなと思ったら、釣行を諦めるもしくは中断して、川から離れるようにしましょう。昨今のゲリラ豪雨では川の水位が爆発的にあがることもあります。「まだ大丈夫かな」は絶対ダメです。

<池田光希/TSURINEWS・WEBライター>

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