【2020初夏】おすすめアマゴ釣り場紹介:天ノ川/奈良県天川村

【2020初夏】おすすめアマゴ釣り場紹介:天ノ川/奈良県天川村

本来なら気候もよく大好きな渓流へ入り楽しんでいるところだが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、少しでも人との接触を避け、家に閉じこもる日々だ。今回は収束した後を見越し、初夏が面白い私のホームグラウンドの一つでもある、奈良県天川村の渓流を紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

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渓流釣り 淡水の釣り

天ノ川の渓流釣り魅力

天川村を流れる天ノ川といえば、その下流は十津川村を流れ、さらには熊野川と名前を変えて太平洋、熊野灘へと流れている。その源流となるのが大峰山の麓になる天川村だ。

3月のアマゴ解禁には放流量が多いことで人気だが、私は初夏の渓流が一番好きである。アマゴの活性も上がりルアーや毛バリにも盛んに反応するのも楽しいが、何より色々な花が咲き山は新緑に覆われて本当に気持ちのいい季節で、写真や言葉で表現出来ない魅力が溢れているからだ。

天川村では解禁以降も本流を中心に成魚放流がされていて、この魚を目当てに川に入るのもいいが、初夏になり気温も水温も上がってくると、初期の水深のある場所や淵といったポイントから瀬や流れの中にも入るようになり、天然のアマゴが狙いやすくなる。

【2020初夏】おすすめアマゴ釣り場紹介:天ノ川/奈良県天川村天の川で釣ったアマゴ(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

川迫川

天ノ川本流沿いの道を上流へ行くと川迫ダムが出てくる。このダムから上流が川迫川となり人気の河川だ。ダムのバックウォーターから少し上流は砂利でだらっとした感じだが、少し行くと見事な渓谷になる。川沿いには道があり入川も安易な方だと思うが気を付けたい。

この時期は気温、水温の上昇で水生昆虫や陸生昆虫も盛んに動きだし、それらを補食するアマゴも活性が上がるというもの。私はこれらに似せて昆虫を意識したチャートカラーのルアーをよく使うが、大抵は期待に答えてくる。カゲロウなど何かにライズしているのもよく見るようになるので、毛バリを使ったフライやテンカラも楽しめる季節だ。

【2020初夏】おすすめアマゴ釣り場紹介:天ノ川/奈良県天川村川迫川の流れ(提供:WEBライター・奈良)

神童子谷

技術と経験が必要になるが、谷に入るのも渓流の魅力である。天川村ではいくつも人気の谷があるが、やはり有名なのは川迫川の上流になる神童子谷が有名だ。この辺りは山の緑も綺麗だが、川の水もとても綺麗で大峯ブルーと言われているようだ。渓相も素晴らしく、手にするアマゴも本当に綺麗である。他に、白倉谷やモジキ谷なども人気だ。

初夏になりこう言った場所に足を運ぶのは釣り人だけにとどまらず、沢登りの方に出会うこともあるので、その辺りは気を付けたい。

コロナ対策で家から出にく日々が続いているが、インターネットなどで地図や地形図など見ながら谷の様子をイメージしておくのも楽しいかと思う。

【2020初夏】おすすめアマゴ釣り場紹介:天ノ川/奈良県天川村神童子谷(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

雨後が狙い

アマゴはアメノウオと呼ばれる地域もあるほど雨のタイミングで爆釣することもあり、初夏から梅雨に入れば、適度な雨の時や雨上がりには、私も何度となくいい思いをさせてもらったことがある。

私のお気に入りの河川は奈良県の天川村をはじめ十津川村など様々であるが、どの河川も初夏になれば渓流が賑やかになり足を運ぶだけでマイナスイオンをたっぷりと浴びて気分もリフレッシュできる。

<奈良鱒兵衛/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
天川村漁協