40cm超えが頻繁に顔出し 管理池でヘラブナ釣り堪能【へら釣り西池】

40cm超えが頻繁に顔出し 管理池でヘラブナ釣り堪能【へら釣り西池】

1月19日、年末年始の大物釣り大会が開催されている大阪・堺のへら釣り西池へ、釣友の喜多氏と釣行してきた。私の釣果は33cmを頭に4匹と鳴かず飛ばずとなったが、周りでは40cm超が頻繁に上がり、同池の好調さを確認する釣行となった。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)

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淡水の釣り ヘラブナ釣り

へら釣り西池の釣況

釣るのが難しいと言われる寒ベラ。気温や水温、天候など微妙な変化でエサに興味を示さなくなって食いが悪くなるが、へら釣り西池のヘラは昨年暮れに低調の日もあったものの、今年になって俄然活気付いて目を見張る大物の記録が出ている。

40cm超えが頻繁に顔出し 管理池でヘラブナ釣り堪能【へら釣り西池】12月19日の大物(提供:WEBライター・森宮清釣)

昨年暮れ(12月19日)に釣行した時、記録板にはすでに大物が30匹ほど記録されていたが、この時は絶不調で常連さんでも少ない釣果で、大物も少なかった。しかし今回の釣行で記録板を確認すると、50賞設定を軽く超えていて、43cm以下は賞に入らなくなっていた。

外側エリアで運試し

40cm超えが頻繁に顔出し 管理池でヘラブナ釣り堪能【へら釣り西池】私とアベレージサイズのヘラ(提供:WEBライター・森宮清釣)

この日は外側のエリアで運試しの心算。私たちも大物狙いで釣りをスタートした。道具立ては、サオが12尺、ミチイト1.2号、ハリス0.5号、ハリはプロスト4号にして、エサは一景のソフトグルテン50cc+荒粒ペレット10ccでスタート。

バラケは使わないつもりだが、ヘラブナの寄りが悪いようなら一景の荒麩バラケを2カップ+彩雲1カップ(50ccカップ)で少量作っておいた。

この日もヘラブナの食いは低調。時々アタリはあるのだがハリに乗らず、スレなのだろう、手応え数秒で逃げられることが多発。「私たちには福はないのだろうか?」と話しだす始末。向かい側では10人ほどの釣り人が暖かい日差しを浴びてサオを出していたが、午前中は標準型を一人数匹の釣果が多かった。

昼食後は周りで大助ラッシュ

40cm超えが頻繁に顔出し 管理池でヘラブナ釣り堪能【へら釣り西池】40cm超えのヘラブナ(提供:WEBライター・森宮清釣)

圧巻の大助ラッシュは昼食を済ませた辺りから始まった。私が2匹目の標準サイズを釣り上げた後、東側でサオを出してるグループの一人がサオを大きく曲げたが、魚はなかなか浮いてこない。周囲から応援の声とともに見学者が数人集まったころ、「ウワー、大きい」の声が上がる。検寸の結果は44cmだったと記憶している。

数分経ったころ、向かい側でも必死のサオさばきをしている人が目に入った。仕掛けが細いから慎重にと話しておられたが、これもなかなか浮いてこない。カメラを用意して今か今かと待ちわびていると、右側の人もサオを大きく曲げる。「大物?」と聞くと、軽くうなずいて何とか浮かせタモ入れに成功。ここで先ほどの奮闘中の釣り人にカメラを向けるとやっとタモに収めた時だった。これも40cm超え。

その他に、屋根のあるエリアでも大物が数匹釣れていて、一人で3匹も40cm超えを釣り上げた常連さんもいた。これには「凄い」の声しか出なかったが、この日は外側のエリアだけでも6匹の大助が釣れており、大物場としての西池のポテンシャルを見せつけられる釣行となった。

40cm超えが頻繁に顔出し 管理池でヘラブナ釣り堪能【へら釣り西池】40cm超のヘラブナ(提供:WEBライター・森宮清釣)

最終釣果と釣り大会の賞品

ちなみに、私は少々おしゃべりが過ぎたせいもあって33cmを頭に4匹、喜多さんも同じくらいの釣果であった。

西池の大物釣り大会の賞品だが、1位よりも50位の方が高額お年玉になっていたりして、運の要素も大きくなっている。聞くと、テレビやダイソンの掃除機、ブルーレイレコーダーなど、毎年豪華賞品も用意されるのだとか。期間も12月から1月末日までと長いから、今年と来年はチャレンジしてみようかなと、そんな気持ちになってきた。

<森宮清釣/TSURINEWS・WEBライター>

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