佳境を迎えた大阪湾テンヤタチウオ釣行 数は出るも型いまいち【夢丸】

佳境を迎えた大阪湾テンヤタチウオ釣行 数は出るも型いまいち【夢丸】

12月22日は冬至。体感温度的にも相当寒く感じられる日となった。それでも「釣れている」の一言で釣りに出掛けてしまうのが釣り師の性。釣友の大西さんを誘って、大阪府泉佐野市の北中通漁港から出船している夢丸へ、テンヤタチウオ釣行へ。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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前日は船中18人で1500匹!

午前4時すぎ、漁港に到着するやいなや、話題は前日の釣果で持ちきり。何と18人の乗船で、およそ1500匹のタチウオを釣り上げたというのだから、話が盛り上がるのも無理はない。1人平均80匹超の釣果計算になるが、想像しただけでも船上はタチウオまみれの状況だっただろう。

しかし、「昨日釣れたから今日も釣れる」と言い切れないのがタチウオ釣りの面白いところ。潮の動きや水温に結構影響されやすく、1日でころっと状況が変化して釣果に大きく差が出ることも珍しくないからだ。

夢丸で前日よかった「赤松」へ

佳境を迎えた大阪湾テンヤタチウオ釣行 数は出るも型いまいち【夢丸】赤松のポイント(提供:WEBライター・兵頭良弘)

それでも夢丸が向かったポイントは、前日に記録的な釣果を出した泉南沖の赤松と呼ばれる漁場。水深が70~90mとディープな上、潮の流れが複雑に絡み合う難所である。しかし、タチウオの魚影は抜群に濃く、型もドラゴン級がよく上がるとあって、最近では数多くの遊漁船が早朝から集結、タチウオに魅せられた釣り客を乗せて、遠くは神戸方面からの船も数多く見受けられるようになった。

港を出船して約1時間、「そろそろ用意しといてや」とアナウンスが流れると船内に居た釣り客が一斉に釣り座へ戻って仕掛けを準備。

私も自席に座ると、出船時にマルキユーの「軽締めアミノリキッド」と「旨〆ソルト」に漬け込んだイワシ1匹を取り出し、テンヤにしっかりと針金で巻きつけた。この時注意が必要なのは、短時間でイワシの身を引き締める場合は、軽締めアミノリキッドだけではなく旨〆ソルトを必ず混ぜ合わせて漬け込むことだ。

佳境を迎えた大阪湾テンヤタチウオ釣行 数は出るも型いまいち【夢丸】使用したエサと添加剤(提供:WEBライター・兵頭良弘)

指示ダナ探れば70cm級が連発

さて、船長からの「水深80m。50mくらいから反応出てるから、やってみて」の合図でいよいよ仕掛けを投入。「早朝は上までタチウオが浮いてきてるから、底から40m辺りまでしっかりと巻いてこないとアタリが出ないで」と船長のアドバイス。

指示ダナ50mを過ぎた辺りで、コツコツコツッとタチウオらしき前アタリがサオ先に出た。巻き上げスピードを少し速めてエサを追わせるように10mほど誘い上げると、サオ先が一気に海中へ。ガッチリとアワせてから、電動巻き上げを使って水面を割らせたのは70cm級のタチウオ。

「まあ、これから時間とともにサイズアップするやろ」と釣っているうちに、スタートから数時間が経過。何も考えずに坦々と船長の指示ダナを探っていると面白いようにタチウオのアタリは拾えるだが、海面を割って上がってくるのは全て70cm前後ばかり。

そこで少しでもサイズアップを図ろうと試してみたのが、「誘いスピードと誘いパターンの変化」であった。

佳境を迎えた大阪湾テンヤタチウオ釣行 数は出るも型いまいち【夢丸】私(左)と大西さん(提供:WEBライター・兵頭良弘)

巻き上げスピードに変化付け良型狙い

それまでは魚探を見ながら船長からの指示ダナまでリールのハンドルを手で一定の速度で回しながら誘いをかけていたが、巻き上げスピードに変化を出させるため、電動リールの巻き上げ機能を使って、巻き上げ速度レベル2~3でダダ巻きをしながら、3m間隔でハンドルを使った巻き上げを2~3回転加えてみた。それでも効果がなければダダ巻きスピードをレベル5まで上げて、ハンドル回転数を半回転や1回転に落として巻き上げてみるなど、とにかく何らかの変化が現れるまでいろいろな組み合わせパターンで良型を探ってみたのだ。

そして、結果的にこの日の最長寸を引き出した誘いパターンは、ダダ巻きレベル2で3m間隔毎にハンドル1回転を加えたパターン。底から10mほど上でアタってきたタチウオが最大となったのだが、結局、狙っていたドラゴンには遠く及ばず、次回の釣行までお預けとなり納竿の時間を迎えた。

釣行の反省点

今回の釣行では自分のポケットの引き出しがまだまだ少ないことを痛感。これから佳境を迎える大阪湾のタチウオ釣り、密かなる誘いパターンを引っさげてリベンジするつもりだ。

また、エサのローテーション(配給されるイワシ、マルキユーから関西地区限定で販売されているギュッとイワシ、加工サンマ)による食わせパターンの変化についても試みたので、機会があればその状況について記してみたい。

<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り船について
夢丸
出船場所:北中通漁港