1月31日(水)、東京門前仲町の深川冨士見に出かけた。
7時半出船。横浜沖へ。
東西線門前仲町駅から送迎は頼まず、徒歩で向かい10分ほど、午前7時に船宿へ。
直後に畠山麻里江さんが到着。
以前知り合いに誘われ同船でハゼ釣りをして釣りの楽しさを知ったとのこと。
先客は「最近の釣果をみて念のためカレイの道具も持ってきた」と言う中島瑛介さん。
しばらくすると斉藤正雄船長がやってきて「水温が低くてシロギスは厳しいし、カレイはまだまだ難しいけどどうしましょうか」と相談して釣り物を決めることに。
結果、アタリが多く、ビギナーでも楽しめるイシモチ狙いに決定。
中島さんも快諾いただいた。
7時半出船。
掘割を抜けて横浜沖へ。
8時半過ぎ、ポイントが定まり開始。
水深20m前後。
仲乗りの北島純さんが、イシモチ釣り初挑戦の畠山さんをサポート。
エサの付け方や貸し竿の扱いから、「アタリは明確。エサを食べるのが苦手な魚なので、すぐに竿を上げないでゆっくりリールを巻いて向こうアワセで大丈夫ですよ」と、ハリ掛かりさせる過程までを説明。
次のポイントは水深24mほど。
すると、中島さんのメバル竿が気持ちよく曲がり船中1尾目。
軟調竿で引きを楽しみ、その後はキス竿に持ち替え、明確に竿先に出るアタリを楽しむ。
「ハゼやシロギス釣りのお客さんが多く、イシモチをメーンでやることは少ないですが、美味しい魚ですし、引きも強くて面白いですよ」と船長。
繊細なハゼやキス釣りと比べて、「置き竿でも釣れる」というようなイメージを持たれがちな同魚だが、中島さんのように、道具を変えるだけで異なる釣趣が楽しめる。
一方、畠山さんは、北島さんのレクチャーもあり27cm本命を上げ、コツをつかんだのか「アッという間に5尾も釣れましたよ」と好調。
ちなみに食い渋る時間帯は、食い込みのいいメバル竿が有利。
やや先調子の竿を使った私は3連続バラシ。
そこで、竿の調子の違いを意識して、アタリがでたら少し竿を下げてイトを送ったところフッキングするようになった。
午後1時に沖上がり。
2時に下船。
中島さんが15尾、畠山さんは途中長めの休憩もあり7尾。
ベテランはベテランらしい方法で楽しみ、ビギナーでも気軽に強い引きに大満足できる釣りだ。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>