今季、好調に釣れている青物やタチウオ、大型アジなどを狙って人気の釣り場である神戸・和田防波堤に出かけた。夜明け前の電気ウキ釣りでは良型タチウオや大サバがヒットして早々にお土産を確保。夜明け以降に狙った大型アジは不発だったが、大阪湾の沖波止での釣りを満喫した半日となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)
飛ばしウキのサビキ釣りに変更
神戸空港越しの美しい日の出に、しばし目を止めた後は、飛ばしサビキ釣りでデカアジを狙う。周りではハマチやサゴシを仕留めたルアーマンや、見事なブリを仕留めて歓喜のハイタッチをかわすノマセ釣りのグループの姿を目にしたが、私には魚の群れが訪れず不発に終わってしまった。
合間に内向き(北向き)の底石ぎりぎりを探るミャク釣りで、スズメダイの猛攻をかわし、ウミタナゴ1尾を追加して納竿。
正午の便で波止を後にした。帰り途中、河内渡船で氷を購入しようと立ち寄った。そのとき「釣果の写真は貴重なんですよ」と喜んで釣果の写真を撮影してくれた。
当日の最終釣果
帰宅してホームページを見ると、私の釣果も掲載してくれていた。当日は全体的に好調で、他にも多くの釣果が掲載されていた。私は不発だったデカアジを2ケタ釣った人がいて、時間帯や場所によっては、群れが回っていたようだ。
鮮度抜群のタチウオは塩焼き、大サバとウミタナゴは煮付けで、夕食の一品として美味しくいただいた。まさに釣り人冥利
今後の展望
河内渡船では12月から早朝便がなくなり、冬ダイヤにかわるので、釣行時は渡船時間を事前に調べておきたい。冬の釣り物はアイナメ、メバル、ガシラの底物トリオが定番になる。
水温の高い12月はベラ、ウマヅラハギも狙える他、ノマセ釣りでスズキ、アケミ貝のブッ込み釣りでカンダイなど、一発大物を狙うのも面白い。ターゲットは様がわりするが、情報をこまめにチェックして、冬の和田防を多くの釣り人に楽しんでほしい。
<伴野慶幸/TSIRINEWS・WEBライター>