関西エリア・武庫川河口はマイワシパターン盛期!当日は、秋のランカーシーバスを狙いポイントをランガンしながら、どうにか82cmの5kgオーバーの腹パンシーバスをヒットさせることができた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・Kouta_Ochiai)
阪神エリアのシーバスゲーム近況
最近の阪神エリアのシーバスのベイトは、湾奥ならカタクチイワシ、サヨリ、マイワシだろう。ただ、今年に関してはサヨリパターンがまだ本格化していなかったり、マイワシもサビキでは釣れているのだが、シーバスがそれについて居なかったりと昨年と違う傾向にある。
他の魚種であれば例えば青物。今年はかなりの当たり年でまだまだ青物の好調果が続いている。一方、関西では大人気の太刀魚だが、今年は例年程釣れてはいないのが現状のようだ。
当日の状況
少し前までの倒れそうなぐらいの暑さがウソのように感じるほど、夜になると少し冷え込むようになった秋の夜長に釣行へ赴いた。
防寒ウエアに身を包み、芦屋、西宮方面へと足を延ばした。今回は芦屋、西宮方面で長年シーバスをやっている釣友にポイントガイドをしてもらいながらのナイトゲームを楽しむ。
まずは芦屋方面へ行くも残念ながらベイトは皆無。潮も動いておらず西宮方面へすぐに移動。こちらもベイトの気配は無く時折り、イナっ子が少し見える程度だが、とりあえずルアーを投げてみる。
そこで釣友が一投目で60cm前後のシーバスをキャッチ。しかし気配も無くベイトも居ないので武庫川河口エリアへ移動。ここでは、12cm前後のサヨリが水面で群れていた。
マイワシ回遊タイミングでヒット!
サヨリパターンかな?と思いながら観察していたのだが、サヨリが追われてる形跡も無くボイルも無いようだ。ならばとイナっ子パターンを想定して、レンズキャンディグローベリーカラーのエクリプスのドリフトペンシル110をセット。
流れはゆっくりと下げの潮が効いている。ルアーをアップに投げてゆっくりと巻いてくると、10cm程のマイワシのスレ掛かり。マイワシの群れがまわって来たのか、毎回ゴツゴツとマイワシがルアーにあたる。そして、次の瞬間、ドスン!と潮目の切れ目で重量感のあるアタリ!
ランカーシーバス登場!
1回目のエラ洗いでは60ぐらいかな?と思ったのだが、足元まで寄せてくるとデカイ!何回も足元で強烈な突っ込みに耐え、上がって来たのは何と82cmの5kgオーバーの腹パンシーバス。
遂にランカーシーバスを獲った瞬間だった。マイワシを捕食しているのだろう。かなり太い魚体であった。すぐさま、釣友もKTENのブルーオーシャンHHカラーでヒット。これもランカーまではいかないものの、腹パンの70アップの立派なシーバスをキャッチ。
しかし、それからマイワシの群れも消え、シーバスからの反応が無くなったので、ストップフィッシングとした。
釣行振り返りと今後の展望
今回入った武庫川河口エリアでは、日によってサヨリ、マイワシ、イナっ子、カタクチイワシと混合ベイトの様子で、ベイト次第で魚の狙い方が変わるので、色んな種類のルアーを持って行くのをオススメしたい。
また阪神エリア一帯ではこれから、サヨリパターン、マイワシパターン、カタクチイワシパターンとそれぞれ大型のシーバスが狙えるので、秋の夜長を楽しむには十分すぎるほどの状況になってくると思う。
<Kouta_Ochiai/TSURINEWS・WEBライター>
武庫川河口周辺