相模湾カワハギ船で25cm頭に3尾 誘いは狭い&スロー【儀兵衛丸】

相模湾カワハギ船で25cm頭に3尾 誘いは狭い&スロー【儀兵衛丸】

今シーズンのカワハギは、どのエリアも釣果が上がらずに苦戦を強いられている。だが、そんな状況でも「一筋縄ではいかない魚との駆け引きや、ハリ掛かりしてからの力強い引きを味わいたい」という思いから、乗合船へと足しげく通うファンは多い。私もこの時期はカワハギ中心の釣行になる。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・田中義博)

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船釣り エサ釣り

今後の展望

下船後、船長に今後の展望を聞いてみると「正直、今の状態のままが続けば展望自体見えてこないよね。水温が下がってくれるのを待つしかないと思うし、水温が高いということはエサ取りが元気な状態が続くということ。水温が下がれば気配は少し増えてきてくれるんじゃないかなぁ、と思っています。懲りずにまた来てくださいね」と語ってくれた。

近年は道具の進化が著しく、カワハギの平均釣果は一気に伸びた。しかし、魚の数が少ないとなれば、1尾釣れた時の価値が大きく高まるはず。

難しいシーズンだからこそ、面白さや奥深さが広がるととらえることが釣り人としては大切なことだと思う。そんな価値ある魚を求めて、私は今期のカワハギを楽しんでいこうと思っている。

<週刊つりニュース関東版 APC・田中義博/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
儀兵衛丸
出港場所:横須賀市長井
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。