茨城ヒラメ部分解禁後も好調!1kg級4連釣も【鹿島港第二十五作田丸】

茨城ヒラメ部分解禁後も好調!1kg級4連釣も【鹿島港第二十五作田丸】

部分解禁から二週間が経った茨城県鹿島沖ヒラメを狙って、11月16日(木)に鹿島港第二十五作田丸へ釣行。

この記事は『週刊つりニュース関東版』2017年12月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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船釣り エサ釣り

サミングしながらイワシを送り込む

茨城ヒラメ部分解禁後も好調!1kg級4連釣も【鹿島港第二十五作田丸】竿頭は、キロ前後のアベレージサイズを4連チャン!

7人が乗り込み左舷3人、右舷は群馬県みどり市から来た3人組がミヨシから並び、私はトモに入る。

まだ暗い午前5時30分、作田一美船長の操船で桟橋を離れる。

天候は晴れで、北西風が少し吹いているがナギ。
20分ほど走ったところでスローダウン。

潮回りの間に仲乗りの大作さんがイワシを3、4尾ずつ配る。

流すルートが決まると、「用意ができたら始めてください。水深は27mです」のアナウンスで投入開始。

横流しで探っていく。

足下のオケに泳ぐイワシを小網ですくい、目を覆うようにして軽く握る。
親バリを口の中から上アゴの硬い部分に素早く刺し、孫バリは背ビレの端横へ。

茨城ヒラメ部分解禁後も好調!1kg級4連釣も【鹿島港第二十五作田丸】筆者の参考タックル図。

薄明るくなった海中へサミングしながら、ゆっくり送り込む。
着底したらイトフケを取り、エサが底上50cmくらいを泳ぐイメージで底を少し切ってアタリを待つ。

〝ピクピク〟とイワシの動きが竿先に伝わる。
さっそく右舷ミヨシ・坂東千広さんの長竿が見事な放物線を描く。

仲乗りが差し出すタモに収まったのは肉厚のキロサイズ。

この1尾で船中のやる気がアップ。
竿先に集中していると〝ググッ〟とアタリ。

最初のアタリは何とかモノにしたい」と食い込みを待つ。

次第に竿先が引き込まれていくが、「まだまだ」とはやる気持ちを抑える。
すると、ひと際強い引き込み到来。

竿を立てると〝グッグィーン〟とハリ掛かり。
断続的な引きを楽しみながらゆっくり巻き上げ。

0.8kgほどのソゲながら、まずは顔を見ることができてホッとする。

ポイント移動後、船中あちらこちらでサオ曲がり!

茨城ヒラメ部分解禁後も好調!1kg級4連釣も【鹿島港第二十五作田丸】右舷胴の間にて、2.2kgの良型ヒラメをゲット!

次のポイントでは、潮先になる舷を変えて流していく。

右舷胴の間の飯野安之さんにアタリ。
慎重に食わせてアワせると、〝ガクンガクン〟と激しく抵抗。

青物を思わせる強引で海面を割ったのは良型ヒラメ。

2kg超の本命を手に「久しぶりの釣りですが、このサイズを釣ることができてラッキーです」と笑顔。

その後も船長は小移動を繰り返して新しい筋を流していく。

船がヒラメの着き場に差しかかると、船中あちらこちらで竿が曲がり、次々と取り込まれていく。

飯野さんはソゲ級と1.2kgを立て続けにキャッチ。
仲間の藤本真悟さんもキロ級を上げてにっこり。

なかでも絶好調だったのは、坂東さん。
アタリを確実にヒットへつなげ、キロ前後アベレージサイズを4連チャン。

左舷側にいくと、胴の間の江戸川区・石塚孝市さんが1kg前後を連釣。

こんな近場で活発に食ってくるのだから、12月~の広域解禁が楽しみ」と話す。

11時30分に沖上がり。

釣果は0.5~2.2kg1~6尾にイナダが数交じった。

<週刊つりニュース関東版 APC・大村 隆/TSURINEWS編>

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第二十五作田丸