イカメタル初体験者をアテンドする際の5つのポイント イカ墨に注意?

イカメタル初体験者をアテンドする際の5つのポイント イカ墨に注意?

先日イカメタル初体験者と越前茱崎にマイカ(ケンサキイカ)を狙いに行ってきました。そこでイカメタル初体験者をアテンドする時のポイントをご紹介したいと思います。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・Shinchan)

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Shinchan

Wしんちゃん代表!びわ湖のほとりに住むスクイッドアングラー!イカメタルにティップラン、年中イカ釣りを楽しんでいますがたまにライトジギングやります! メインフィールドは三重の五ヶ所湾~紀伊長島、日本海は小浜~敦賀~越前茱崎など! 釣行記に限らず様々な情報を発信出来ればと思います!

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1、釣り経験値の把握すべし

まずアテンドする方の釣りの経験値を大まかに把握しておく必要があります。海釣りなのか?淡水の釣りなのか?最近行ったのはいつなのか?

また今回はイカメタル釣行なので、船釣りの経験があるのか?船酔いは大丈夫なのか?などザックリでもかまわないので把握しておくことで、アテンド方法にもある程度目処をつけることができます。

2、当日のスケジュールを共有すべし

同行者と相談し、釣行日が決定後は、事前準備をします。

先ずは船宿の選択です。先日同行したのは女性アングラーでしたので、トイレ付きの船宿を選択しました。最近のイカメタル船はほとんどがトイレ付きですが中には無い船もあります。特に人気船は早めの予約が必要になるため、早めに予約する必要があります。

当日は、余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。船宿まで近い場合は問題ありませんが、車で何時間もかかる場合は予めスケジュールを決めて同行者と共有しましょう。

筆者は「旅のしおり」を作成して同行者と共有しました。余裕を持ったスケジュールですが、例えばこまめに休憩を挟んで船に乗る2時間前には軽食を取り港には最低でも1時間前までには着くようにしましょう。

ギリギリに着いて船に乗り込むような事は同行者の不安を煽る場合があるのでNG。緊張をほぐすことで船酔い対策にもなります。なにより港に着き船を見て雰囲気に慣れてもらうことが大切です。

3、服装も抜かりがないように

イカメタル初体験者をアテンドする際の5つのポイント イカ墨に注意?服装の一例(提供:WEBライター・Shinchan)

事前に用意が必要な物は、同行者のライフジャケットとウェアなどの持ち物です。

先日は筆者のタックルを使ってもらいました。またライフジャケットは船に備え付けのものがあるので、事前に船宿へ確認しましょう。

必要なウェア一式として

・防寒防水のウェア
・滑らない長靴もしくはサンダル
・タオル
・着替え用のTシャツやズボンなど
・サングラス

などが挙げられます。

イカメタルは、釣れだすとあちこちからイカ墨やイカ水が飛んできてびちゃびちゃに濡れてしまいます。また足元は循環式生簀のため常に海水が流れているため。滑らないサンダルか長靴は必須です。

できれば、タオルや釣行後の着替えも用意しましょう。また急な雨や冷え込みに対応するレインウェアや目を保護するために夜用サングラスなどを用意しておくと尚良です。

そして船酔いはいつ襲ってくるか分からないので酔い止め薬は、必ず自信がある方でも備えておいて損はないはず。

4、乗下船時には注意が必要

乗下船時は、細心の注意が必要になります。船着場は岸壁や桟橋で潮の満ち干きによって少なからず船との段差が生じています。このような場合はアテンドする側が、先に乗り込み手を引くなど万全を期しましょう。

1人で乗れるような時も岸壁と船を跨ぐような事は避け、ポンと軽く飛び乗るようにアドバイスをしましょう。

5、実釣時の説明の仕方

実釣時に、説明すべき3つのこと。

a.船での立ち方

イカメタル初体験者をアテンドする際の5つのポイント イカ墨に注意?立ち方の一例(提供:WEBライター・Shinchan)

船に乗ったらいよいよ実釣です。でもその前に船の揺れに対応するポージングが大切です。いざロッドを持って立ってみたら船の揺れで下半身を持って行かれ危険な上に釣りになりません。

船べりに膝やお腹をあてたり背中側に船のキャビンがあればもたれることで、船の揺れを吸収して動じないようにする事が重要になります。

つかまった手が離れると落水に繋がる恐れもありたいへん危険なため、間違っても空いてる手で何かにつかまって釣りをするような事がないように、予めアドバイスしておきます。

あまりにも揺れが激しい時はクーラーボックスなどに座って釣りをするのもアリです。釣り座で、ロッドを持ち安定する事が出来たらいよいよ実釣開始です。

b.キホンの誘い方

まずは同行者をサポートし、基本的なリールの操作方法やロッドの持ち方をレクチャーし、仕掛けを投入します。そして基本的な誘い方に入ります。

イカメタルの基本的な誘い方はワンピッチジャークからの誘いあげ~テンションフォールやフリーフォールです。

まずはワンピッチジャークをレクチャーしますが難しそうだったらただ巻きしてもらって構いません。2~3回くるくるっとハンドルを回してそのままロッドをしゃくりあげテンションフォールに持っていけばいいだけです。

ここで無理にワンピッチジャークを一生懸命レクチャーするとそればかりが気になって誘いが疎かになってしまう場合があります。

ありがちな事が、自分のテクニックをレクチャーすること。同行者のレベルを見極め、それ相応の釣り方を優しく教えてあげることを心がけてください。

なにより自分の釣りに夢中になり、アテンドする側を放置してしまわないように気をつけましょう。

c.適度な距離感

あまりベッタリと横に着くと同行者も釣りづらくなります。自分も仕掛けを落として状況を見ながら目線は同行者に向けるよう心がけてください。

『ティップにラインが絡まってないか?』『同行者の表情はどうか?』『疲れてないか?』など気にかけてあげてください。

ヒットした後の取り込み時には、ロッドをしゃくらずにテンションが抜けないようゆっくりとリールを巻くこと、そして海面にイカが見えてきたらリールを巻くのを止めてロッド操作でイカをランディングする事などアドバイスしてあげてください。

また慌ててリールを巻くのが早すぎると見切れしてバレる事やリールを巻きすぎて仕掛けを巻き込んだりするとロッドティップ(穂先)の破損に繋がる事をアドバイスすると良いでしょう。

その他おすすめアイテム

その他として尻手ベルト&ロープ(ロッドと体を結びます)があると安心です。 イカメタルは慣れないと意外と握力や腕を使うので次第に疲れてきます。

イカメタル初体験者をアテンドする際の5つのポイント イカ墨に注意?ロッドテーパー(提供:WEBライター・Shinchan)

手元が滑ってロッドを落水させてしまうとお互い気まずい思いをしなければなりません。

私も最近メタルティップランをやるようになってから愛用してます。 転ばぬ先の杖ですがぜひオススメします。

今回は「イカメタル初体験者をアテンドする時のポイント5箇条」をご紹介しましたがいかがでしたか?

少し硬い説明になりましたがイカメタルはホントに楽しい釣りです。少しでも興味を持った方がいたらぜひアテンドしてイカメタルの楽しさを体験してもらいましょう。

<Shinchan/TSURINEWS・WEBライター>