ヤエンでアオリ!バラシ続くもビックリ1.2kg【三重県錦SeaLand】

ヤエンでアオリ!バラシ続くもビックリ1.2kg【三重県錦SeaLand】

川のアユ釣りシーズンが終わり、これからは磯や船釣りなど海釣りが熱くなる。
ということで、11月13日に出かけたのは、三重・錦の船のアオリイカ釣りだ。アオリイカといえばヤエン。楽しみな時期がやってきた。あのドキドキ、ハラハラのやり取りを体験できるだろうか。

この記事は『週刊つりニュース関西版』2017年12月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。
アバター画像 TSURINEWS編集部

船釣り イカ釣り

アオリイカとのやり取りにドキドキハラハラ

ヤエンでアオリ!バラシ続くもビックリ1.2kg【三重県錦SeaLand】ヤエンのアオリイカ釣りが始まりました。

アオリイカといえばヤエン。
楽しみな時期がやってきた。

あのドキドキ、ハラハラのやり取りを体験できるだろうか。

まず入ったポイントは信頼のある目戸鼻エリア

生きたアジを投入すると、すぐにジーッとラインが出ていく。

乗ったかも。

一番乗りだ。

さてさてここからが問題だ。

ラインの出方に勢いがあったので、早めにラインを送り出してテンションをかけず、アオリイカにアジを食べさせようとした。

しかしラインを出し過ぎて、根に入られてしまった。

これはまずい……。

強引に引っ張ると外れたのだが、アオリイカの重みはない。
再度乗ってくれるのを待つと、サオ先がもたれ込んで、ジーッとラインが出ていく。

きた。

先ほどの失敗をしないようにラインを出し過ぎず、慎重に寄せてくる。

このときのアオリイカとのやり取りも、ヤエンでの釣りの楽しさの一つである。

今度は何とか寄せることができてヤエンの投入。

サオを立ててゆっくりリールを巻いていく。

このドキドキもヤエン釣りならではの楽しさだ。

バラシが続くも……

しばらく巻いてヤエンを下ろしていくと、サオ先がギューッと曲がり、アオリイカに掛かった。

少し速めにリールを巻くと、スコーンと軽くなった。
あれっ?自分でもなぜか分からない。

「?」マークが頭にあるまま、まだスミを吐いていないようなので、かじられたアジを投げ入れてみる。

しばらくすると、また乗ってくれた。

ラインの角度がいいので、再びヤエンの投入。

サオ先がギューッと曲がり、次こそはと思った瞬間、またしてもスコーン。

もう一度アジを投げ入れたが音沙汰なし。
このアオリイカは諦めて、新しい生きアジを投入することにした。

さすがに信頼あるポイントだ。
その後は連続で2匹上げることができて、次のポイントへ移動する。

ラインの調整をしながら強めに引いてみる

2カ所はアオリイカの反応がなく、4カ所目のポイントへ。
少し水深は浅いが、実績のあるポイントだ。

早速アジを投げ入れると、同船者は次々にアタリをとらえて、アオリイカを掛けていく。

うらやましく見ていると、私のラインが出ていく。

ここは海底がはっきり見えるくらいの浅場。

あまりラインを出し過ぎると、すぐに根掛かりしそうだ。
さてどうしたものか。

ラインは出ていくが、強制的に止めてみる。
サオで聞いてみると、グッと持っていかれる。

よかった、アオリイカはまだいる。

少し強めに寄せてみる。
アオリイカはまだ付いている。

結構な重量感があり、ドキドキ指数は急上昇している。

アオリイカはアジに夢中。
ならばちょっと早い気もするがヤエンの投入。

だけどまたしてもバレた。

今度こそ姿を……!

ヤエンでアオリ!バラシ続くもビックリ1.2kg【三重県錦SeaLand】やっと釣り上げた1.2kgのアオリイカ!

すぐに同じアジをバラした場所近くに投げ入れて放置する。

少しするとアオリイカがアジを見つけてくれた。

サオで聞いてみると重い。
さっきのアオリイカに違いない。

ぜひともあいたいアオリイカ。
寄せてみると抵抗もなく付いてくる。

今度こそアジを食べるのに夢中になっているはず。
迷わずヤエンの投入だ。

この時点でドキドキ指数のメーターは、軽く振り切っている。
ゆっくりとリールを巻いていく。

ギューンとサオが弓なりになる。

下ろしたヤエンに掛かった。

お願いだから姿を見せて。

もう頭の中は真っ白。

アオリイカが抵抗して、さらにサオは曲がっている。

こんなに重かったかなって感じるとともに、久しぶりの重量感を楽しむ……なんて余裕はまったくなく、ただ夢中でリールを巻いていく。

見えた?スミは吐いた?やっぱり大きい?大きいやん!

無事にタモに入ったアオリイカ

うれしすぎる対面は、なんとこの時期ではビックリの1.2kg
すっかりヤエンでの釣りのシーズン突入したって感じだ。

今年こそ3kgオーバーにあえるように、楽しみながらがんばろう。

<週刊つりニュース関西版 APC・井上亜貴/TSURINEWS編>

▼この船について
SeaLand