落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】

落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】

今シーズン、青物回遊が若干遅かった播磨灘へボートでの落とし込み釣りへ。当日は、家島群島の東端上島と鞍掛島の中間を南に行ったポイントで、ブリ一族の若魚ツバスを狙います。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)

丸山明
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ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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船釣り エサ釣り

落とし込み釣りの概要

落とし込み釣りは、実に合理的な釣りです。仕掛けもとてもシンプルで、太めのサビキ仕掛けを使い、エサになるイワシを釣り、そのまま底層付近でイワシを狙っているツバスやハマチを狙うだけです。

サビキでかかったイワシなどをターゲットの目の前に持って行くと、十中八九の高確率で食ってきます。イワシがハリに食いつき、狙う青物が存在すれば、間違いのない釣りです。

のませ釣りのように、エサをを釣ってから本番開始ではなく、いきなりターゲットを狙っていきます。もちろんサビキ釣りではご機嫌斜めだと食わないときもありますが、大好物を目の前にぶら下げるので確率は高く、ワクワクするような期待感が独特のおもしろさ醍醐味です。

播磨灘方面へ

9月2日の釣行当日は朝6時に出航。6時半ごろが干潮で上げ潮に転じる良い時分に到着予定。ポイントには、既に先行したボートが4隻いるので、イワシがいるのは間違いなさそう。

魚礁や磯が点在しているので、その周辺を探って行くと魚探に底層でベイトの反応で、周辺に青物と思える中型魚の反応もあります。いたぞいたぞ!一旦そこでボートを止めて潮の流れ方を見て、ベイト反応の潮上からボートを流します。

当日のタックル&仕掛け

落とし込み仕掛けは、釣具店でいろいろなタイプがあり、仕掛け全長の長短サイズ、平打ちのハリだけのものから、いわゆるサビキの皮やナイロン等のついたタイプなど様々です。結果的には、どれも同じくらい効果があるが、個人的には取り込みや扱いが簡単な全長が短く、ハリス6号を使うことが多い。サオは、H200タイプ、リールは小型電動リール、ラインPE1.5号、リーダー8号、オモリは30号を使っています。

落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】市販の仕掛けでも十分に楽しむことができます。(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)

ベイトサイズがキー要素

当日のタナは、水深30m。中層から落下速度をセーブしながらアタリを見て行くと、底層近くでブルブルと乗ってきます。さらに底層へ送り込み、誘います。

プルプルがバタバタに変わり、グーンと強引がアタリ。この瞬間が、期待感から現実へ面白さに変わった瞬間です。

しかし途中で痛恨のバラシ。しばし茫然。これが2度続き、やっとその原因が判明。

ベイトのサイズがデカすぎたようだ。サビキに掛かっていたベイトがアジだったのに対し、食ってきたのはツバス。ハマチならば丸呑みだが、サイズの小さいツバスでは、アジを飲みこむまでに時間がかかります。

十分に食いきっていないので、すっぽ抜けていたようです。もっと大きなサバが付いた時は食ってくらきません。

落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】当日のベイトサイズ(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)

何はともかく、原因がわかれば後は対応です。

底層のベイト反応は、アジ。再度流して行くと、アジがかかり、次にツバスが食ってきます。ブルブルがバタバタと暴れて、ガツガツと食っているところを十分に待ち、ひと呼吸もふた呼吸も待ってやることで、しっかりとハリがかりします。

落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】平均サイズのツバス(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)

イワシがベイトになり連発!

8時頃になると中層にベイト反応があり、その周辺には中型魚の賑やかな状況に変わってきました。ベイトがアジからイワシへ変わったようです。

ボートをイワシの反応の潮上に持って行き、速攻で仕掛けをタナに送り込み、イワシの釣れたプルプルという感触が出たら、タナを下げます。

すると、アジとは打って変わり、一気に丸呑みで走ります。いやはやおもしろく、32〜38cmサイズでも力いっぱいに引く大きなパワーを見せてくれます。

9匹釣って、10匹釣ったら沖上がりとして仕掛け投入、今度はやたらと引きが強く感じます。ハマチかなと思ったらダブルで釣れ、結果11匹で獲物を締めて血抜き、アイスボックスに移し、10時前に沖上がりとしました。

今後のブリ族の展望

アジでも十分に食ってきますが、イワシにエサが替わると活性が大きく上がり、いきなり食ってきます。

待ち時間がない、凝縮された面白さです。シーズン的には、まだまだの状況ですが、十分に楽しむことができます。

ツバスは食味もよく、あっさりしたうまさがあります。ブリに成長していく過程を食として味わっていくのも楽しみ方もできます。刺身をのっけた丼も美味いし、オリーブオイルにニンニクたっぷりのソテーも晩ご飯の定番です。

落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】刺し身も格別(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)

いよいよ始まった青物シーズン、釣り方を変えながら日に日に大きくなるスリリングなパワーゲームを12月まで楽しるだけでなく、釣行後は舌でも堪能でき2倍楽しめます。

遊漁券について

この時期、姫路方面の乗合船でも落とし込み釣りをしており、しばらくは続くでしょう。ひと潮一寸と言われる成長の速いブリ一族の若魚ですから、2週間もすればツバスからハマチサイズに成長をしているのも出てきて、さらに楽しめるはずです。

尚、家島群島でのボート釣りには年間遊漁券が必要です。4〜3月年券のステッカーをボートに貼付しておきます。これで、この海域で楽しく釣りができます!

落とし込み釣りで旬のツバスをツ抜け 決めてはベイトサイズ【播磨灘】ステッカー(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)

<丸山 明/TSURINEWS・WEBライター>