11月4日、連休を利用して大分県玖珠郡九重町の九重フィッシングリゾートで、エリアフィッシングを楽しんだ。
注意点をチェックし、ルールを守って楽しもう!
九重フィッシングリゾートは、九州でも数少ないトラウト専門の管理釣り場。
釣り場はポンド(池)タイプで足場も良く、軽装備で手軽に楽しむことができる。
隣には鳴子川が流れ、自然に囲まれてロケーションも抜群に良い。
当日は、天候も良く秋の行楽びより。
紅葉の見ごろも近づいて、木々はうっすらと色づき始めていた。
ここでの釣りの楽しみ方は、ルアーとフライの2択。
今回、私はルアー釣りを楽しんだ。
使用するルアーは、1~2g前後のスプーンと、ハードルアーのクランクベイトやペンシルベイトなど。
いずれもトラウト用とされる小型のものだ。
フックはバーブレス、トレブルフックの使用禁止など、施設にはルールが存在する。
細かい注意点もあるので、釣りをする前に確認してルールを守って楽しもう。
釣り場には、開場の午前8時に到着。
レストハウスがあるので、そこで管理人から券を購入する。
券は時間によって料金が異なる。
分からないことがあれば、管理人が丁寧に教えてくれる。
ランディングネットやイケスネットも貸し出しているので、必要であれば管理人に聞くとよい。
レストハウスには、実際に釣り場で使える道具も販売している。
いずれも釣り場に適したアイテムなので、不足したら購入できる。
色んなパターンを試してみよう
まずはスプーンのただ巻きで誘った。
反応が悪くなったと感じたら、カラーやアクションを替えて探る。
ほかにもリールの巻き速度や引いてくる水深の違いで、反応は大きく変わる。
誰でも簡単に楽しめる反面、ちょっとしたことで釣果に差が出るのがこの釣りの魅力だ。
ルアーは闇雲に替えるのではなく、バイトの出方やルアーへのチェイスの仕方をみて交換するとよい。
ずっと釣れなかったのに、ルアー交換後1投目で釣れるなんてことも少なくない。
今回は、スプーンでチェイスが少なく、活性が低めに感じた。
なので、ゆっくり誘うことのできるクランクベイトを試した。
これによって、バイト数が格段に増えて、数釣りを楽しむことができた。
クランクベイトもスプーン同様にカラーやアクションを変更する。
同じルアーばかり投げていると反応が悪くなるので、複数の種類を用意したい。
食いが渋い状況もあったが、時間いっぱいコンスタントに釣れて楽しむことができた。
釣ったトラウトはリリースするだけではなく、定められた数を持ち帰ることもできる。
川魚ならではの癖のない淡白な味わいを楽しめる。
リリース前提で楽しむ場合は、魚に極力ダメージを与えないよう心掛けたい。
エリアフィッシングは、釣り方やタックルがシンプルで、釣り初心者にも優しい。
カップルやファミリーにも、ぜひ楽しんでいただきたい釣りである。
<週刊つりニュース APC・大屋晃洋>
九重フィッシングリゾート