8月4日、木曽三川河口(三重県・長島町)へテナガエビ釣りに出かけた。釣友の熊澤さんの車に便乗して現地へ向かい、午前10時30分ごろ河口に到着。はたして釣果は?
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)
木曽三川でテナガエビ釣り
(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)
潮は満潮からの引きの時間帯なので、まずは猛暑対策のためテントを張り、その下で持ち寄った食べ物を食べながら釣り談議で盛り上がった。
やがてテナガエビの釣りタイムになり、全員がブロックの穴に仕掛けを落とし込む。テナガエビは初挑戦なので、熊澤さんに道具を借り、釣り方やアワセを入れるタイミングなどを丁寧に教えてもらった。
中学3年生の洸誠(こうせい)君は、テナガエビ釣りに慣れているようだ。ハリにイシゴカイを刺してブロック横の穴に仕掛けを落とし込む。そしてシモリウキの動き見ていると、ゆっくりと沈んでいった。ここからテナガエビとのガチンコ勝負になるようだ。
洸誠君がアワセを入れると、ハリに大きなテナガエビがぶら下がって上がってきた。「おっ、やったぜ!」と洸誠君。釣り上げたのはオスのテナガエビ。大きくて長い手は半端ない。
女性や子どもにもおすすめ
これを見てなんとなく要領を得たので私も実釣開始。ブロックの穴に仕掛けを落とし込む。ウキが沈むのを待つワクワク感がたまらない。
しばらくしても沈まないので隣の穴に仕掛けを入れると、静かに沈んで3個のウキが全部消えた。次のアワセを入れるタイミングが釣果の差となるようだ。30秒くらい待ってサオを持ち上げると、生命反応は確かで、引きも強く楽しい。初のテナガエビゲット。うれしい1匹にマジ感動だ。
ここからテナガエビ釣りに夢中になった。ウキが沈んでも毎回簡単に釣れるわけではない。何回も空振りがあるから熱くなって面白いのだ。手軽な釣りなので女性や子供も楽しめるだろう。
テナガエビが連発!
釣友の米田さんも夫婦で参加。料理人の米田さんは多彩な食材を持参して料理を振る舞ってくれる。米田陽子ママは100円ショップで購入した竹ザオでテナガエビ釣りに熱中。
やがて「テナガエビ釣ったよ!」と弾んだ声が聞こえると、続いて道代ママも「連発で楽しい」と黄色い歓声を上げる。時合いに突入したのか男性陣も真剣モードだ。
昼食はテナガエビの唐揚げ
干潮時間になるとブロック穴の底が見えてきたので昼食タイム。釣ったテナガエビの泥を吐かせ、その場で唐揚げにして食べた。めっちゃおいしかったのは言うまでもないだろう。
潮が満ち始めてきたので再びテナガエビ釣りを開始する。そんなこんなで、釣り仲間のファミリーたちと楽しい夏休みの一日を過ごした。
釣果と食味を堪能
短時間の釣りだったが、1人10~25匹前後は釣っただろうか。わが家に持ち帰ったエビは、夕飯の一品として唐揚げにしたが大好評だった。
<週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>
木曽三川河口部