「なんとなく分かるけど、書けと言われたら難しい」魚へんの漢字。パソコンやスマホが普及している現代で、あなたはしっかり読めていますか?書けていますか?前回好評だった漢字クイズ企画第2弾です!
(アイキャッチ画像作成:TSURINEWS編集部)
答え合わせ
①たい
②あじ
③さけ
④さわら
⑤こち
⑥うろこ
⑦えび
⑧ひれ
⑨はまち
⑩はも
さぁみなさんいくつ分かりましたか?
今回は前回のテストよりもちょっとだけパワーアップしているので、全問正解した人はかなりのサカナ通ですね!
ちなみに筆者は9問正解でした!
漢字の成り立ちコーナー
今回フォーカスを当てるのは「鱧(はも)」。
「はも」の名前の由来については諸説ありますが、はもは攻撃的な魚で、口に鋭い歯を持ち、よく噛み付くので、「噛む」「食べる」という意味から「食(は)む」→「はも」になったといわれています。
また、漢字の由来については「生命力が強い(豊か)」とか「卵を相当多く抱く」、「料理方法が多い(豊富)」などから当て字として、魚へんに「豊」の文字を付けたと言われています。
ちなみに、中国で鱧と書く別の魚になってしまうので注意が必要です。
しかもその魚は【ライギョ】。中国から朝鮮半島、アムール側流域までのロシア沿海地方に分布するタイワンドジョウ科の魚の総称。蛇に似た頭部から英語では、スネークヘッドと呼ばれています。
これは鱧という漢字が、音読みで「ライ(呉音)」「レイ(漢音)」になることからだそうです。
中国語でハモを書きたい場合は【海鰻】と書くようにしましょう!
今後も続く漢字テスト企画
いかがだったでしょうか。
まだまだ知らない魚へんがあったのでは?
今後も忘れた頃に魚へん漢字クイズを出題しますので、楽しみに!
<近藤 俊/TSURINEWS・サカナ研究所>