サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説

サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説

サヨリは群れに当たれば初心者でも気軽に数釣りが狙えるターゲットです。食味も良く、大きいものだと1kg5000円で取引されることもある高級魚で、天ぷら、刺し身、塩焼き、干物など多彩な料理が楽しめます。今回はサヨリを釣るための基礎知識と、よく使われる3タイプの仕掛けの特長&使い方を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部 松村)

TSURINEWS編集部

海釣り 堤防釣り

サヨリ釣りの時期

サヨリは毎年釣れる場所と時期を明確に当てるのは難しいターゲットです。一般的には秋~冬に接岸して釣れることが多いですが、産卵期にあたる春や夏に釣れ盛ることもあります。

釣具店やネットなどで事前に回遊の情報を仕入れることが重要なターゲットと言えるでしょう。

サヨリが釣れやすい時間帯

サヨリは昼行性の魚で日中に釣ることが出来ます。マヅメ時も活性が上がるので朝マヅメ~昼などの時間帯で釣行するのがオススメです。

また潮の動く時間帯に回遊する魚で、特に上げ潮に乗って接岸することが多いので、潮の満ち引きも意識しましょう。

サヨリが釣れるポイント

潮通しのいい堤防や磯が狙い目です。また主食であるプランクトンを追って汽水域にも入る魚で、河口の突堤なども好ポイントになります。

堤防内の場所は先端や、潮の流れが当たる場所が有利になりますが、外海が荒れているような日には、港内の流れが落ち着いた場所に溜まるケースもあります。

サヨリ釣りの特徴

サヨリ釣りは他の魚とは少しかわった釣り方をします。というのもサヨリは表層を回遊する魚で、非常に短い上唇と、長い下唇の独特な口を使い、水面や水面近くに浮く浮遊物を下唇を受け皿にするようにエサを食べます。そのため非常に浅いタナを狙います。

サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説サヨリの独特な口(撮影:TSURINEWS関西編集部 松村)

コマセで足止めが有効

表層を回遊する魚に多いのは、とにかく動きが速いことです。エサをまくと寄ってきて、まきエサにも群がりますが、エサが切れるとあっという間にどこかへ行ってしまいます。そこで、同じポイントで釣り続けることでサヨリの群れの移動を止めることができれば数が稼げます。また、潮具合で突然現れたり、消えたりするのもサヨリの特徴です。

サヨリ釣りの仕掛け

サヨリ釣りの仕掛けは大きく分けて3タイプ。ほかにもたくさんありますが、ここでは大きく3つに分けて紹介します。

カゴ付きの連玉ウキ(シモリウキ)仕掛け

サヨリ釣りではもっともポピュラーで、ザ・サヨリ仕掛けとも言えるタイプがカゴ付きの連玉ウキ仕掛け。これは連玉と呼ばれるように発泡性の玉ウキが4~5個並んだ仕掛けで、一番先頭にはプラスチックのカゴが付いていて、カゴを含めて全体が水面に浮くようになっています。

カゴにはゴム製のスーパーボールなどが付いていることが多いですが、これはスーパーボールの重さで遠投が効くように設計されています。またスーパーボールはやや浮力がある素材なので沈むことなく水面にほんの少し頭を出すくらいなので釣りの邪魔をしないということなのでしょう。

さて、玉ウキは全長50cmほどの仕掛け糸の中に4~5個が通してあり、水面では引っ張ると一列に並びます。ウキの並びの先頭がマキエカゴで、ここからポロポロと出るアミエビなどのまきエサに後方からサヨリが寄ってくると、連玉ウキの先にあるエサに食いつくという寸法です。

連玉ウキでの釣り方

サヨリが食いつくと、一列に並んでいた玉ウキが少し斜めになったり、列が崩れたりと変化するので、アタリとして判別できます。この仕掛けの最大の特長が「遠投が効く」「遠投した投点で仕掛けに同調するようにまきエサができる」と言う点。これを生かすには、ゆっくりと仕掛けを引っ張って常にカゴからハリまでの糸が張っていることでアタリが取りやすくなります。

また引っ張ることでまきエサもカゴから出て、仕掛けも同調させることができます。基本的に遠投して長い距離を探りますが、まきエサを入れて遠投を繰り返すので、群れが近くにいる時もマキエカゴにまきエサを入れる時間が取られるのがデメリットです。

タックルは遠投が効くもの

竿は遠投性を活かすため小物用の投げ竿や、磯竿の1~2号程度を使います。リールは2500~3000番。ミチイトはナイロンライン2~3号や、0.8号程度のPEを巻きます。仕掛けの下のハリスは0.6号程度を50cm~1mぐらい取り袖針3~5号を結びます。

サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説カゴ付き連玉仕掛け図(作図:週刊つりニュース西部版 APC 藤井貴之)

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