8月6日、いよいよシーズンインとなった中紀・海南のタチウオ釣りへ行ってきた。ここでのタチウオ釣りは、テンヤやテンビンといった一般的な船での釣り方ではなく、電気ウキを使った波止釣りスタイル。貸し切りの船でのんびり満喫し、釣果は7匹。アジのお土産もついて大満足の一日となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・入江信司)
当日の仕掛け
5日の朝にお世話になる海南のフィッシング大西に電話して、6日に予定していたマイクロジギングの話を聞いたところ、「台風後で湯浅沖は無理」との船長判断。「海南からタチウオ釣りに行きますか?」と提案され、「じゃあ海南にします」ということで、翌日の夕方16時に海南の船着場に集合することで話がまとまった。
当日は、仕事を午前中に終わらせて、自宅を13時過ぎに出発。船着場には14時半に到着。まだ時間があるので、仕掛けをセットすることにした。
1本は磯ザオ3号で、リールは4000番、ミチイト4号、電気ウキ3号、仕掛けは一刀入魂太刀魚水平4点刺、オモリは3号でケミホタル75を付け、エサは小アジとキビナゴを使う。もう1本は電気ウキ5号、ケミホタル75、オモリ4号、仕掛けはつ7らぬきタチウオ3号とし、エサは活きアジを使う
エサ用小アジ狙うも良型が・・・
仕掛けのセットが終わったころに船長が到着。話しを聞いてみると、「タチウオは釣れるでしょう。先にエサの小アジを釣りに行きますかっ」となり、まずは小アジを釣るとこに。
アジのポイントには10分ぐらいで着き、早速サビキ仕掛けを落とすと、すぐにヒット!しかし、釣れてくるのは大きいトツカアジばっかりで嬉しい悲鳴。
とりあえず小アジはイケスに入れていき、大きいトツカアジはクーラーに放り込む。なんと1時間半程度でアジ20~24cmが17匹も釣れた。
早々に96㎝タチウオ!
18時前になり、タチウオ釣りのポイントに5分ほどかけて移動。ほかの船はいない。「最高かな?」と感じながら、とりあえずセットしてある3号ウキの方のサオにキビナゴ付けて、ウキ下3ヒロで投入した。
続いて5号ウキのサオにエサを付けていたら、「あれ?」3号のウキがない。すぐにサオを持ちかえて大きくアワせると、なかなかよく引く。上がってきたのはなんと96cmの指4本はあるタチウオだった。
その後もぼちぼちアタリが出る面白い釣り。22時過ぎまでやらせてもらい、タチウオは78~96cmまで7匹を釣ることができた。トツカアジもお土産にでき、とても有意義な釣行となった。
この時期のタチウオはよく引き、楽しい釣りができる。皆さんも海南に釣ってよし、食べてよしのタチウオ釣り行ってみてはいかがだろう?
<入江信司/TSURINEWS・WEBライター>