投げキス釣りで2時間つ抜け達成 18㎝頭に本命14尾&青物も【大分】

投げキス釣りで2時間つ抜け達成 18㎝頭に本命14尾&青物も【大分】

7月23日、若潮。今年4回目の投げ釣りは、大分県佐伯市蒲江・葛原海岸へ行くことにした。狙いはキスで、数だけであれば国東半島で釣る方が無難だが、大物を求めての釣行である。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

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海釣り 投釣り

葛原海岸にて投げキス釣り

当日は、午前5時ごろ~9時までの釣りを予定。干潮が3時51分、満潮が9時33分であったことから、干潮から満潮にかけて狙う。

今回の仕掛けだが、これまでの釣行で蒲江のキスの群れは早く散るように感じたため、1投で釣れるだけ釣ろうと5本バリを試してみることにした。

自宅を午前3時に出発し、途中、釣具店で赤ゴカイ40gを購入。釣り場には5時すぎに到着した。

投げキス釣りで2時間つ抜け達成 18㎝頭に本命14尾&青物も【大分】タックル例(作図:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

4色付近で15~18㎝キス

5時20分、南側の防波堤で釣り開始。赤ゴカイに投げ釣りパウダーを使用し、思い切って東側に遠投する。高所から投げたこともあり、4色(1色=25m)ちょっと飛んだ。

投げキス釣りで2時間つ抜け達成 18㎝頭に本命14尾&青物も【大分】釣り場略図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

着底して数mも巻かないうちにサオ先を震わせるアタリ。その後、グググーッとサオ先を大きく引き込むキス独特のアタリ。

上げたいのを我慢して、ゆっくりサビいて次のアタリを待つ。すると、その後もアタリがあり重みが変わったので何尾か掛かっていることを期待し、50m強のところで巻き上げを開始。キス15~18cm級がトリプルで上がってきた。

2投目は北側の防波堤方向へ、3投目は海岸方向へ投げてみたがアタリなし。もう群れが散ってしまったかと思ったが、再び東側に投げるとアタリがあり、13cm級がダブルで釣れた。

次はガツーンとしたこれまでにないアタリ。しかもよく引く。上がってきたのはワニゴチ30cmだったが、もう少し大きくなってから食べたいのでリリースした。

投げキス釣りで2時間つ抜け達成 18㎝頭に本命14尾&青物も【大分】釣り場の様子(提供:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

釣れたキスに青物がバイト

その後、キス1尾を掛けて巻いていると防波堤から20mくらいのところでガツーン。しかも何かが横に走っている。青物っぽいので小さいヤズかと思っていたら20cm級のカンパチだった。小さいが初めて釣ったのでうれしかった。大きくなってから私のサオに掛かるように願ってリリースした。

その後、さらにカンパチ20cm級がダブルヒット。よく走るので仕掛けが絡まり、1尾はなんとかリリースできたが、もう1尾は間に合わなかったため、おいしくいただくことにした。

その後もアタリは続くものの、多点掛けは絶不調。最高がトリプル1回のみで、ほとんどがシングルかダブルだった。また、型も最大18cmだったので、今度は夜釣りも検討してみたい。

スカッとしたアタリに大満足

7時20分、2時間でキスを2ケタ釣ったこともあり、大物を求めて場所移動することにした。そして、波当津海岸や元猿海岸へ行って数投してみたがまったく釣れなかった。前日までの雨の影響かもしれない。結局、釣果は伸ばせず予定通り9時に納竿した。

当日の釣果はキス10~18cm14尾、カンパチ21cm1尾だった。場所を変えたことで微妙な釣果となったが、久々にキスのスカッとしたアタリを楽しめて満足だった。

その後、周辺のゴミ拾いをしてから帰路についたが、残念なことに空き缶や釣りで使用したと思われる発光体が捨てられていた。美しい自然を保つためにもゴミは持ち帰ってほしい。

<週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一/TSURINEWS編>

▼この釣り場ついて
葛原海岸
この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年8月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。