前回の、『今さら聞けない『ハリ』のキホン グレ針を選択する際の3つのポイント』ではグレ針のセレクトについて解説。今回は、フカセ釣りのもう1つの人気ターゲット「クロダイ」を狙うときに使うチヌ針の選び方に着目していきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・多賀英二)
チヌ針のおすすめ5選
ここからは、おすすめのチヌ針をご紹介します。
1. がまかつ 掛りすぎチヌ
刺さりやすさとバレにくさを両立している半スレタイプの細軸チヌ針です。軽量の短軸なので、チヌの活性が低いときでも吸い込まれやすいのが特徴。針を飲ませて確実に針掛かりさせることを重視する方におすすめです。
2. ささめ針 カン付チヌ
ブラックカラーの太軸ヒネリ針です。カン付きなので結びやすく、ルアーフィッシングのノットを好んで使う方でも使いやすいのが特徴。お徳用でコスパがよいのも魅力です。
3. KAWASEMI J-1 100本チヌ針(白)
フラッシング効果が期待できるシルバーカラーのヒネリ針です。100本入りでコスパが良いため、根掛かりの多いエリアでも恐れずに使えます。こまめに針交換を行う方におすすめです。
4. 金龍 勝負ちぬ フック ネリエ&コーン パーフェクトイエロー
吸い込みやすさを重視した短軸タイプのチヌ針です。イエローカラーでアピール力が高く、濁りの強い状況でも魚から認識されやすいのが特徴。軸が太めなので、耐久性が高いのもポイントです。
5. ささめ針(SASAME) WK- Wケン付チヌ フック
太軸ストレートタイプのチヌ針です。エサ持ちがよく、エサの消費を抑えながら釣りを楽しめます。オキアミ(ピンク)とブラックの2種類展開で、魚の活性や釣り場の状況によって使い分けるのも効果的です。
こんなアイテムも
ネリエサを使用し遠投するとき、ハリからエサが外れやすい場合があります。その場合は、ハリの軸にスプリング状のものを入れることで、エサが絡みやすくなり、外れやすさを解消できます。
その他にも、ちょっとした工夫で、エサのハズレやすさやズレ防止ができるアイテムもあるので、試行錯誤することも釣りの楽しみのひとつです。
最後に
簡単ではありますが、今回はチヌ針の特徴を書いていきました。食い渋りの時やサイズの小さなつけエサを使用する時は、グレ針を使用するのも1つの手だと思います。チヌ釣りも他の釣りと同様に奥が深いので釣行を重ねてみてはいかがでしょうか。
<多賀英二/TSURINEWSライター>