ファミリーフィッシングにオススメ『ちょい投げキス釣り』初心者入門

ファミリーフィッシングにオススメ『ちょい投げキス釣り』初心者入門

ここ最近釣りに行くと見かけるのが、おじいちゃんがお孫さんを連れて釣りを楽しんでいる風景。お孫さんがおじいちゃんに習い一生懸命釣り、また釣った魚をバケツに入れてじっくりと魚を見ている。今回はそんな夏休みにファミリーで楽しめる「ちょい投げキス釣り」について紹介したい。

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(アイキャッチ提供:週刊つりニュース西部版APC・鶴原修)

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海釣り 投釣り

友人ファミリーたちと釣りへ

夏休みに入った7月27日、中司ファミリーと平田さんを誘い7人で「ちょい投げキス釣り」に出掛けた。

午前8時45分にミナガワ釣具店(遠賀郡芦屋町)で合流。エサは2家族+平田さんの分として(サオ計5本)砂ゴカイ80gを購入。

ファミリーフィッシングにオススメ『ちょい投げキス釣り』初心者入門当日使ったタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・鶴原修)

店員さんに「近場でどこが釣れますか?」と会計をしながらリサーチすると、芦屋漁港でも釣れているけど、今年はどこも型が小さいみたいだ。ただその中でも、岡垣方面の汐入(しおいり)川や矢矧(やはぎ)川の河口がもしかしたら少し型のいいサイズが交じるかも?とのこと。

みんなに相談した結果、足場が砂浜の汐入川の河口に決定!

国道495号を宗像方面へと走り目的地に着くと、すでに十数人の釣り人がキス釣りを楽しんでいた。

ちょうど釣りを止める年配の方がいて、聞くと「小さいけどぼちぼち釣れたよ!」との返事が返ってきた。

準備して釣り開始

中司くんと準備に取りかかる。すでに自宅でオモリ(立つ天秤スマッシュ)までタックルに付けてきているので、あとは仕掛けをセットするのみ。仕掛けができたところでエサの砂ゴカイの頭を取りハリにつける。

2本のハリにエサをつけ終わると次女と妻にサオを持たせキャストの仕方を教える。2人とも数投はあっちこっちに仕掛けが飛んでいたがそれでも小さいながら足元付近でキスがヒット。

ファミリーフィッシングにオススメ『ちょい投げキス釣り』初心者入門2人ヒット!(提供:週刊つりニュース西部版APC・鶴原修)

キャストも次第に狙った場所あたりに飛ぶようになり、だいたい1投に1尾はハリに掛かってきて、たまにあまりにもゆっくりとサビくとフグがハリを取って残りのハリが1本に。

平田さんは河口付近の沖を狙って5本バリ仕掛けに4尾のキスをぶら下げて帰ってきてこの界隈のキスの魚影の濃さを感じる。

家族で連続ヒット

中司ファミリーも、お父さんが子どものサポートに回る。

すると、1投目から3本のハリに小さいながら3尾のキスとお姉ちゃん(陽菜・ひなちゃん)はコンプリート。息子くんにも3本のハリに2尾、それもひと回り上のサイズだ!「やるな~中司ファミリー!」

次第に手前が釣れなくなったので私とキャストを交代。

その後、娘と妻にサオを渡して数を伸ばしていったが、次第にキスのアタリがなくなりフグがエサを取ったりハリがなくなったりとしたため、場所移動。

次は足場のいい護岸からの釣りも考えたが、今年は砂遊び兼「ちょい投げキス釣り」もいいんじゃないかな?ってことで、再度砂浜の矢矧川の河口へ。

場所移動でサイズアップ

ここには数人のキス釣りファンがいて、車を止めてほど近い空いている場所に釣座を構えた。

最初の数投こそキスからのアタリはなかったがキスのアタリを捉え、サイズも先ほどの汐入川の河口よりは少しサイズアップ。

ただ次第に気温も上がり、正午くらいになり、お腹がすいてきたので「また行こうね!」と陽菜ちゃん、大翔くんと約束をして終了とした。

ファミリーフィッシングにオススメ『ちょい投げキス釣り』初心者入門当日の釣果(提供:週刊つりニュース西部版APC・鶴原修)

最後に

夏真っ盛りの日中の釣りなので日焼け対策、熱中症対策を。また、滑りにくいシューズとライフジャケット、それに帽子は必須アイテム。目を守る意味&不意の事故防止でサングラスも加えよう。

令和初の夏休みの思い出に楽しい1ページを作ってほしい。

ファミリーフィッシングにオススメ『ちょい投げキス釣り』初心者入門ぜひ思い出を!(提供:週刊つりニュース西部版APC・鶴原修)

<週刊つりニュース西部版 /APC・鶴原修 TSURINEWS編>

▼この釣り場について
汐入川・矢矧川
この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年8月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。