今年は梅雨をひきずり、天候の優れない日が多く、憂うつな気分になりがち。 そんな気分を吹き飛ばす好釣果が続く、茨城エリアのテンヤマダイを楽しもうと7月22日(月)、日立港久慈漁港の弘漁丸から釣行した。
(アイキャッチ画像撮影:週刊つりニュース関東版 編集部・四家匠)
2kgの良型マダイも登場
最後のポイントに移動したところで、終始安定して釣り上げていた海老沢一人さんの竿が大きく曲がる。浅場での引きを楽しみながら、上がってきたのは2kgの良型。「タングステンの3号に来ました」と教えてくれた。
反対舷では1kg級を佐藤安広さんが「底から2m上げたらヒットしました」と、自作の6号テンヤで上げる。ここでは群れにアタリ連発。ラスト30分、流し替えて何尾か追加し帰船となった。
エビを2袋半使用し、釣果は0.5kg頭に16尾とマハタやハナダイ、回収中にヒットしたショゴ。リリースを含めると20尾ほどヒットしていた。ほかの乗船者も10尾超えが多く、初挑戦でも数釣りが楽しめた。
この日は魚が中層に浮いていたので、テンヤを一定の層で流すとアタリが連発した。ほかの人も口を揃えて「中層で釣れました」と語っていた。
今後の展望とタックル
今後のことを若船長に聞くと「これからの時期は数釣りができるので、スタートするのに最適ですが、大物が交じるので油断は禁物ですね。水深7~15mの浅場を狙うことが多く、ダイレクトな横走りの引きを楽しむことができます。底を取れるなら2~5号を用意してください。根周りを攻めるので、多めに持ってきてほしい」とコメント。
仲乗りからは「PEライン1号にリーダー3号のセッティングが、イトの抵抗を受けて中層を流しやすくなるのでお勧めします」とアドバイス。
同宿は年間を通してテンヤマダイで出船しており、ポイントなど熟知している。大型船で快適な釣行ができるため安心。初めての船やテンヤデビューにお勧めだ。
<週刊つりニュース関東版 編集部・四家匠/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
弘漁丸
エリア:茨城北エリア
出船港:日立港久慈漁港