九州北部が観測史上最も遅い梅雨入りを迎えたタイミングで、「梅雨入り」と聞いて思い出したかのように釣具を引っ張り出しテナガエビ釣行へ出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・小関孝夫)
シーズン初期の試し釣りで快釣!
しばらくするとウキにアタリが出た。ポコポコとしたアタリではアワせず、ウキがゆっくり沈んだときや水平方向にスライドしたときにサオをゆっくりと立てて、エビがエサをくわえているかきいてみる。ここで「バシッ!」と、強くアワせることは禁物。アワせるときは、ゆっくりとサオを起こすだけで良いのだ。
サオ先にテナガエビの重量感を感じながら上げてくると水面近くでエビは逃げ回り小気味良い引きを味わえる。上がってきたのは胴長10cmほど。ハリはしっかり口に掛かっている。ハリを外すときはピンセットが大変便利。エビを弱らせずにハリを外すことができるのでおすすめだ。バッカンやバケツに水を入れて、エアーポンプで酸素を送り活かしておく。
テナガエビは1尾釣れると同じようなポイントで数尾釣れることが多いため、再度仕掛けを投入するとすぐウキに変化がでた。クククッと、先ほどと比べると引きが小さく5cmほどの小型がヒット。ハリを外しリリースした。
2本のサオでテナガエビがいそうなポイントを探りながら、2時間ほどで15尾のテナガエビをキャッチすることができた。
ファミリーにもオススメ!
釣り上げたテナガエビは1日ほど泥抜きしたあと、唐揚げやパスタに変身させていただくのも、釣り人の楽しみのひとつである。
今回はシーズン初期の試し釣りだったので、釣り上げたあとはリリースして元の住み家に帰ってもらった。
これから本格的なシーズンを迎えるテナガエビ釣り。子どもでも初心者でも楽しめる釣りのひとつなので、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース西部版 APC・小関孝夫/TSURINEWS編>
泉川