イカメタル船中トップ69尾 メタルティップランがマッチ!【一美丸】

イカメタル船中トップ69尾 メタルティップランがマッチ!【一美丸】

7月後半、マイカ狙いで福井県敦賀市敦賀港の一美丸に乗船。メタルティップランがイカにマッチし、ひとり50尾前後の釣果になった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース APC・土屋英孝)

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ソルトルアー エギング&イカメタル

一美丸にてイカメタルゲーム

7月17日、福井県敦賀市敦賀港の一美丸に乗船した。もちろん狙いは食べておいしいマイカ。そして、今回の同行はロッドを新調した鬼頭さん。イカメタルも各種買っていざ出陣だ。

ヨーロッパ軒のソースカツ丼で早い夕食を済ませ、午後6時前に奥さんのお見送りで出港となった。くじ引きで私たちは珍しく座席は1番と2番だ。

ポイントに到着して、午後7時ごろからゆっくりとスタートした。 水深80m弱でアンカーが下ろされ、まずは鉛スッテ20号でスタート。ラインのなびき方を見 て、鉛スッテの号数を調整していった。潮はあまり速くなく、ラインはそれほどなびかない。 期待とは裏腹に1時間が経過してもアタリも出ない状態が続いた。

イカメタル船中トップ69尾 メタルティップランがマッチ!【一美丸】タックル図(提供:週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝)

スピニングタックルに持ち替え

それでも午後8時半ごろ、船長のアナウンスが入った。水深35mでヒットがあったようだ。 それまで私はアタリもなかったので、スピニングに持ち替えるところだった。私がスピニングを使うのは、鉛スッテ1個だけでアンダーキャストして、広い範囲の浅いレンジをカーブフォールで探るときだ。

そして4色(40m)ぐらいのラインカラーでベールを返し、テンションを与えているとフワッとラインが緩んだ。1回目のアタリは空振りだったが、2回目のラインがフケるアタリでヒット。 船長から「土屋さ~ん、何m?」と声がかかり「30mぐらい」と答えると、すぐにヒットレンジがアナウンスされた。

ワンピッチジャークで素早く攻める

それからは船中ボチボチとヒットが出るようになった。 しかし、私のスピニングタックルには反応がない。そろそろ船にマイカが着いたようなので、ロッドを攻撃的なオーシャンスピアーにタックルチェンジ。

イカメタル船中トップ69尾 メタルティップランがマッチ!【一美丸】テンションフォールも効果的(提供:週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝)

40mぐらいからメタルティップランと言われているワンピッチジャークで素早くレンジを探ることに変更すると、25m付近まで探ってきたところで、プンとティップが押さえ込まれた。これで周りにも「25mです」と告げながら、手のひら級のマイカをキャッチ。

メタルティップランが好調

それからだんだんペースが上がりタナも上がり20m、18m、15mと手返しも良くなって数釣りの展開になってきた。 鬼頭さんもしっかり釣り込んできて、ハイペースの仲間入り。

そんな時、私にヒット後に強いアタリ。その正体は最近嫌がらせされているエソだった。マイカを口いっぱいにほお張り、水面に浮かせたところで下のスッテごと消えていった。ライントラブルを直していると、鬼頭さんが絶好調になってきた。

私も何とか仕掛けを修復できて、終了間際には爆乗り状態。あっという間にイケスが埋まっていった。 結局オーシャンスピアーのメタルティップランという釣り方がマッチして楽しい釣りができた。

イカメタル船中トップ69尾 メタルティップランがマッチ!【一美丸】メタルティップランでマイカ連釣(提供:週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝)

当日の最終釣果

5ftの硬めのオーシャンスピアーのワンピッチやハーフピッチで、アタリダナの少し下から数m上げてきてピタリと止めると、ティップがプンとお辞儀するアタリが多かった。

結局、船中トップが69匹で私は56匹、初乗船の鬼頭さんは46匹。これからますます期待が持てる敦賀沖、皆さんも楽しんでみてはイカが。

<週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
一美丸
エリア:敦賀エリア
出船港:敦賀港

この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。