船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】

今年は東京湾のマダコが沸きに沸いて絶好調。大フィーバーの"江戸前のマダコ"を狙って、7月9日(火)に横浜山下橋の黒川本家から釣行。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

黒川本家でエギタコ釣り

数十年前に沸いたときは、護岸から網ですくえたり、船のアンカーロープにくっついていたり…。テンヤに2尾乗ってきたこともあった。「釣り人生でもう二度とないだろう」と思っていた。

この日は曇天で肌寒いなか13人が乗船。出船前、大堀船長から釣り方のレクチャーのあと、7時にロープが解かれる。ポイントは近場の横浜港内外。

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】出船前のレクチャー(提供:週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄)

当日のタックル

道具立ては、釣り人によりさまざま。50号テンヤにイシガニを縛った手釣りは4人。ほかは竿釣りで、タコエギにオモリを付け足している人や、オモリ20号の船宿オリジナル仕掛けと多彩。竿は先調子で、胴のしっかりした1.8~2.4mのスミイカ竿が好適。

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄)

最初のポイントは扇島の岸壁際。水深8mで開始の合図がでると、わずか30秒ほどで左舷ミヨシで500g級。続けて右舷胴の間で700gと好スタート。

私の釣り座は右舷大ドモ。手釣りで船下をコツコツ小突くと根掛かり。昔の仕掛けをそのまま使用していたため、サルカンがつぶれて仕掛けをロストする。何の釣りもそうだが、始業点検は必ずするべきと痛感。根の荒いポイントなので、根掛かりを比較的避けられる竿組が入れ乗り中。

当日最大2kgタモ取り

一方、手釣り組は根掛かりに苦戦して、私は2つ目をなくす。ここで手釣りに見切りを付け、船長特製仕掛けを購入。ウキスッテのダブルカンナバリとシングルバリの大小2本に、タコベイトなど誘い飾りと、20号オモリを付けたオリジナル。

中型スピニングリールにミチイトPEライン3号の竿釣りで再開。ここで、「また根掛かり?」と、竿先を左右に振るが外れない。諦めかけたその時、ズシーンと重量感が伝わる。海底にへばりついていたタコが運よく動きだしたのだ。

ゆっくり巻き上げ浮上させたのは2kg級で船中初のタモ取りサイズ。「この仕掛け釣れるでしょ」と船長が嬉しそうに声掛けしてくれた。ここから次々と乗るラッシュに突入。

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】筆者にも本命で思わず笑顔(提供:週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄)

300~500gは比較的、簡単に上がってくるが、大物は海底に吸い付いてバラシの連続。運よく仕掛けが回収できたときは吸盤だけ残されている。

次に期待しながら小さな誘いを繰り返す。このポイントで、すでに船中100尾超え。

自作スッテで狙うのも面白い

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】良型をゲット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄)

11時過ぎ、つばさ橋正面の岸壁際へ移動。北東風がそよそよ吹くなか、トモ流しとなり、ここでの初物は私にきた。

1kgオーバーが多く交じるポイントで、船中、良型が連発。仕掛けを入れるたびに乗りがきて、12、13尾をキープ。このままだと規定数の20尾クリアは間違いなしの状況。

そこで、タコエギに20号オモリを付け足した仕掛けの手釣りに変更、型物を狙う。小型はリリースしながら釣り続ける。

船長はいろいろなオリジナル仕掛けを試していて、この日はイカ娘のフィギュアにスッテを付け、操船しながらオスダコをゲットしていた。このように、目立つ仕掛けを自作して狙うのも面白く、好奇心の強いタコは何にでも乗ってくる。

当日の釣果は

後半はつばさ橋をくぐってベイブリッジの内側に移動、みなとみらいのロケーションを眺めながら追釣。すでに20尾を釣り上げたので、大型が釣れたらスカリのなかの小型をリリースして入れ替え。最後はベイブリッジ橋脚際を流して15時に下船した。

釣果は300g~2.4kg船中240尾。ほとんどの人が定数の20尾をクリア。しばらく大フィーバーは続くが、このマダコはひと潮(約2週間)でひと回り大きく成長するので、これからは型にも期待できそう。

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】マダコフィーバーを堪能した(提供:週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄)

釣り方のコツは、つねにコツコツと小突き、重量感を感じたら、竿の人は斜め45度の角度から一気に大きく竿を立ててアワせる。手釣りは、手をいっぱいに伸ばし、力強くたぐる。

<週刊つりニュース関東版 APC・野田 栄/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
黒川本家(くろかわほんけ)
エリア:東京湾(横浜)エリア
出船港:新山下

船エギタコ釣りで2kg級を頭に船中240尾超えの大釣り【黒川本家】

この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年7月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。