駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!

駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!

各地で好発進、今季期待が持てるターゲットかつ、駿河湾の夜の主役はなんといってもタチウオ。タックルから釣り方までのキホンを解説しよう。

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(アイキャッチ画像提供:福神丸)

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船釣り エサ釣り

夜タチウオの釣況

長徳丸

由比の長徳丸では、おもに19~20時出船(乗船申込時に要確認)。10日は1.9kg超え指5本以上のドラゴンがあがっている。7月12日は指3本以上主体にトップ46尾。

駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!13日長徳丸(提供:長徳丸)
▼この釣り場について
長徳丸
由比港

福神丸

相良平田の福神丸では深夜出船の早朝狙い。7月17日はメーターオーバー交じりで21~33尾。7月11日は21~27尾。

駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!17日福神丸(提供:福神丸)

▼この釣り船について
福神丸(ふくじんまる)
エリア:静岡エリア
出船港:相良平田港

駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!

吉田沖のウタレとよばれる好釣り場がメイン。やや深場も狙うのでオモリは100号まで用意したい。

どちらもシーズン序盤から好調で、引き続き期待できそうだ。

夜タチウオのタックル

図参照。竿はコマセマダイ用を使う人が多い。もちろん東京湾で主流のライトタックルで狙うのも面白い。

水中ライトは使用を禁止している海域や船もあるので、使用する場合は要事前確認。

駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)

エサ付け

エサはサンマの切り身が標準。先端から縫い刺ししてエサ付け。ハリ周りは蛍光パイプやシモリ玉などで装飾したり、浮力を持たせてエサが漂う工夫をしたり、タコベイトなどでアピール力アップを図る人も。

駿河湾『夜タチウオ』のキホン解説 ドラゴン混じりでシーズン好発進!チモトの補強と装飾がキモ(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)

釣り方

船長から指示ダナが「50~70m」といった具合ででたら下限まで仕掛けを沈め、タナの上限まで探る。

シャクり続ける東京湾の釣りとは異なり、電動のデッドスローでタナをゆっくりと通すのが基本。置き竿でのんびりと楽しむ人が多いのが特徴。

もちろん、東京湾の釣りのように積極的にシャクってアタリをだすのも有効だが、低活性の場合は逆効果になることもあるので注意したい。

アワセ

アワせ方のパターンは主に以下の3つ。

1.巻き上げ続け、グッと重みが加わる本アタリで聞きアワセ
2.巻き上げを止めて小刻みに竿先を上下させてエサを動かす。食い込まないときは、聞くようにゆっくりと竿を上げて食い気を促す
3.竿を動かさずに食い込みを待つ。竿先をやや下げて送り込む。食いが渋いときに有効

アワセのタイミングは悩むところだが、魚の活性などから、その日のベストをつかむことが大切。いずれの場合もびっくりアワセはNG。掛かったとしても、途中でバレることが多い。

<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年7月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。