マイカをターゲットにした若狭湾のイカメタルゲームが開幕と共に、7月上旬には3ケタを超える爆釣情報が飛び交った。そこで今回は、テイルウォークフィールドスタッフ松中奏詩氏とともに人気フィールド福井県敦賀沖で実釣を踏まえながら、アングラーが気になる攻略法を解説してもらった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
「見えイカ」を釣る方法とは!?
群れで浮いてくる「見えイカ」釣れないのが定説だが、釣る方法がある。マイカを釣っていると希に、目視できる深さまで群れで浮いてくることがある。
特に釣りの終盤に、船が減灯したタイミングに生じることが多い。「見えるイカは釣れない」と言われるが、目の前にいる以上は何とかヒットさせてみたい。取材当日はこの現象は発生しなかったが、せっかくの機会なので、松中氏に攻略法を聞いた。
以下、松中氏の回答
「群れのそばにスッテをストンとフォールさせて下さい。なかには追ってくるイカがいるので、見えない水深まで沈めたところで、誘えば乗ってくることがあります」とのことだ。
ただし、確実に有効なわけではなく、フォールに反応しない場合は、あきらめたほうが良いとのこと。それでも試してみる価値はあるのでチャレンジしてみよう。
豊漁丸渡船について
マイカシーズンは始まったばかりステップアップはこれからだ。以上、ポイントを絞ってマイカ攻略ノウハウを紹介したが、次回の釣行でさっそく実践し、釣果を伸ばしてもらいたいと思う。
マイカ=夏の釣りというイメージを持っている人も多いと思うが、シーズンは晩秋まで続く。ステップアップのチャンスはまだまだこれから。シーズン序盤で悔しい思いをした人も、テクニックを磨いて納得のいく釣果を手にしてほしい。
なお、今釣行でお世話になった豊漁丸渡船は、大型船2隻と小型船1隻の計3隻で営業を行っており、その大きなキャパシティで、乗合、仕立とお客のニーズに合った対応が可能だ。また、北名古屋市の釣具店イシグロ西春店を発着点とした無料送迎バスも運行(火・金曜日)している。詳細は同船ホームページを参照されたい。
<TSURINEWS・中部編集部>
▼この釣り船について
豊漁丸渡船
エリア:敦賀エリア
出船港:色ヶ浜